2017年3月25日土曜日

4: UNO拡張機能(LibreOffice拡張機能またはApache OpenOffice拡張機能)を開発するための環境を構築する、Linux編、パート1

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我々がターゲットとするプラットフォームは何か?

-Hypothesizer

基本的な概念を学ぶことから始めるのが理想的ではあるが、正直なところ、自分の目の前で物が動作するのを見るまで自分はどうも落ち着かない。. . . そこで、理論はさておき、まず、UNO拡張機能を開発するための環境を構築し、最初のUNO拡張機能を作り、テストする方法を学んではどうだろうか?

-Rebutter

構わないが。

-Hypothesizer

当然ながら、環境を構築する方法はプラットフォームによって違う。手元に以下の2つのプラットフォームがあるので、我々は、これらの2つのプラットフォームに環境を構築することにする。

  • Linux: Lubuntu 16.04
  • Windows: Windows 10
-Rebutter

ははあ。

-Hypothesizer

本記事では、Linux 16.04上で環境を構築する方法を記述しよう。

-Rebutter

オーケー。

UNO拡張機能を開発するための環境を構築する、Linux編、パート1

-Hypothesizer

Lubuntuは、Ubuntu(Linuxディストリビューションの1つ)から派生したものであり、Ubuntuのものよりも軽量なデスクトップ環境を使用している。基本システムは、Ubuntuのものと同じであり、ここでの記述は、Ubuntuにもあてはまるはずだ。

-Rebutter

なるほど。

-Hypothesizer

Lubuntu 16.04では、以下の環境を構築する。

  • LibreOffice 5.1.4
  • LibreOffice SDK 5.1.4
  • Oracle JDK 1.8.0
  • Ant 1.9.6
  • Gradle 3.1
-Rebutter

AntとGradleはどちらもビルドツールだと思ったが。両方必要なのか?

-Hypothesizer

いや。実は、Antをまず試し、うまくいった。だが、Gradleのほうがより進んでいると一般に見られているので、良さそうに思えた。そこで、Gradleも試してみた。基本的に、我々はGradleを使うが、環境を既に作ったので、Antについても記録しておくつもりだ。

-Rebutter

なるほど。

-Hypothesizer

前提条件を明らかにしておこう。OSはインストール済みだと想定する。スペースを含むディレクトリ名やファイル名は、我々は使用しない。スペースを含むディレクトリ名やファイル名を使っても問題ないかもしれないが、スペースを含まないディレクトリ名やファイル名のみでテストしているので、スペースを含むディレクトリ名やファイル名で何が起こるか、我々は知らない。

-Rebutter

いいだろう。

-Hypothesizer

第1に、LibreOfficeをインストールする。. . . Lubuntu 16.04の場合、LibreOfficeは、OSのパッケージレポジトリに含まれている。そのため、apt-getコマンドを使って、以下のようにインストールできる。

sudo apt-get install libreoffice
-Rebutter

ははあ . . .. 他のLinuxディストリビューションでは、どのようにインストールできるのか?

-Hypothesizer

ほとんどのディストリビューションで、LibreOfficeとそのSDKのパッケージが、OSのパッケージレポジトリに含まれているはずだ。また、LibreOfficeとそのSDKのパッケージ(debまたはRPM)は、LibreOfficeのダウンロードページからダウンロードでき、これらのパッケージを使ってインストールができる。または、ソースコードをダウンロードして、ソースコードからアプリケーションをビルドすることもできる。

-Rebutter

興味本位で聞くが、Apache OpenOfficeとそのSDKはどのようにインストールできるのか?

-Hypothesizer

パッケージがApache OpenOfficeのダウンロードWebページからダウンロードでき、これらのパッケージを使ってインストールできる。

-Rebutter

なるほど。

-Hypothesizer

第2に、LibreOffice SDKをインストールする。Lubuntu 16.04の場合、LibreOffice SDKは、やはり、OSのパッケージリポジトリに含まれている。したがって、apt-getコマンドを使って以下のようにしてインストールできる。

sudo apt-get install libreoffice-dev
sudo apt-get install libreoffice-dev-doc
-Rebutter

ははあ。

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References

  • The Document Foundation. (n/a). LibreOffice Fresh. Retrieved from https://www.libreoffice.org/download/libreoffice-fresh/
  • The Apache Software Foundation. (n/a). Apache OpenOffice - Downloads. Retrieved from http://openoffice.apache.org/downloads.html

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