2018年5月20日日曜日

5: UNOディスパッチコマンド'.uno:StatusSelectionMode'の仕様

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要約


UNOディスパッチコマンド'.uno:StatusSelectionMode'のURL、説明、引数、結果情報、関連情報(コマンド実行から取得できる)が記述されています。

話題


About: UNO (Universal Network Objects)
About: LibreOffice
About: Apache OpenOffice

この記事の目次


開始コンテキスト


  • 読者は、UNOディスパッチコマンドとは何かおよびそれらの呼び方(各コマンドのURLと引数が分かっていれば)を知っている。

ターゲットコンテキスト



  • 読者は、当該UNOディスパッチコマンドの仕様を知る。

イントロダクション


'オリエンテーション'は、'開始コンテキスト'内に立っていないか、'ターゲットコンテキスト'に乗り気でないか、またはその両方の通りすがりの人のために意図されたものです。そこには新たな技術情報はなにも含まれておらず、オリエンテーションなど要らない人は、これを読みとばしても、記事の理解に支障はありません。



オリエンテーション


JavaでUNOディスパッチコマンドを実行してその実行から入手可能な全情報を取得する方法を説明する記事があります(いくつかの他のプログラミング言語用の記事は将来公開されます)。

このシリーズでこれまでに挙げたUNOディスパッチコマンドのCalc用一覧があります。


本体


1: 仕様


URL: .uno:StatusSelectionMode

説明: このコマンドは、スプレッドシートセル選択モード(マウスクリックやキーストロークがスプレッドシートセル選択をどのように変更するかを決定するモード)を3つのモード(マウスクリックや矢印・'Page Up'・'Page Down'キーストロークに応じて、単一の四角領域が選択されるモード、マウスクリック(およびマウスドラッグ)に応じて、新たなセルが選択または選択解除される(他のセルの状態は変更されない)モード、それまでの選択がキャンセルされて、新たなセルが選択されるモード)の1つへサイクリックに変更します。

引数(タイプはUNOのデータタイプ):

なし。

関連情報(com.sun.star.frame.FeatureStateEvent.Stateの値)(タイプはUNOのデータタイプ):

タイプ
long0: 結果のモードが、マウスクリックや矢印・'Page Up'・'Page Down'キーストロークに応じて、単一の四角領域が選択されるものである、1: 結果のモードが、マウスクリック(およびマウスドラッグ)に応じて、新たなセルが選択または選択解除される(他のセルの状態は変更されない)ものである、2: 結果のモードが、それまでの選択がキャンセルされて、新たなセルが選択されるものである。

結果情報(com.sun.star.frame.DispatchResultEvent.Resultの値)(タイプはUNOのデータタイプ):

タイプ
N/Avoid

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