2018年12月16日日曜日

17: UNOディスパッチコマンド'.uno:MergeDocuments'の仕様

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要約


UNOディスパッチコマンド'.uno:MergeDocuments'のURL、説明、引数、結果情報、関連情報(コマンド実行から取得できる)が記述されています。

話題


About: UNO (Universal Network Objects)
About: LibreOffice
About: Apache OpenOffice

この記事の目次


開始コンテキスト


  • 読者は、UNOディスパッチコマンドとは何かおよびそれらの呼び方(各コマンドのURLと引数が分かっていれば)を知っている。

ターゲットコンテキスト



  • 読者は、当該UNOディスパッチコマンドの仕様を知る。

イントロダクション


'オリエンテーション'は、'開始コンテキスト'内に立っていないか、'ターゲットコンテキスト'に乗り気でないか、またはその両方の通りすがりの人のために意図されたものです。そこには新たな技術情報はなにも含まれておらず、オリエンテーションなど要らない人は、これを読みとばしても、記事の理解に支障はありません。



オリエンテーション


JavaでUNOディスパッチコマンドを実行してその実行から入手可能な全情報を取得する方法を説明する記事があります(いくつかの他のプログラミング言語用の記事は将来公開されます)。

このシリーズでこれまでに挙げたUNOディスパッチコマンドのCalc用一覧があります。


本体


1: 仕様


URL: .uno:MergeDocuments

説明: このコマンドは、指定したドキュメントファイル(カレントドキュメントから派生したものであり、カレントドキュメントからの変更を記録してあるものと想定されている)を、カレントドキュメントにマージし、その後、カレントドキュメントへの変更を記録し続けます。

引数(タイプはUNOのデータタイプ):

名前タイプ
URLstringカレントドキュメントへマージするドキュメントファイルのURL
Versionshortカレントドキュメントへマージするドキュメントファイル内バージョン。そうしたバージョンは、一部のドキュメントフォーマット('ODF Spreadsheet'を含む)において、LibreOfficeの'File' -> 'Versions...'メニュー項目で作成できる。

関連情報(com.sun.star.frame.FeatureStateEvent.Stateの値)(タイプはUNOのデータタイプ):

なし。

結果情報(com.sun.star.frame.DispatchResultEvent.Resultの値)(タイプはUNOのデータタイプ):

場合タイプ
コマンド実行が成功したlong結果ステータス(常に0)
その他N/Avoid

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