2019年2月3日日曜日

26: UNOディスパッチコマンド'.uno:StatusFunction'の仕様

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要約


UNOディスパッチコマンド'.uno:StatusFunction'のURL、説明、引数、結果情報、関連情報(コマンド実行から取得できる)が記述されています。

話題


About: UNO (Universal Network Objects)
About: LibreOffice
About: Apache OpenOffice

この記事の目次


開始コンテキスト


  • 読者は、UNOディスパッチコマンドとは何かおよびそれらの呼び方(各コマンドのURLと引数が分かっていれば)を知っている。

ターゲットコンテキスト



  • 読者は、当該UNOディスパッチコマンドの仕様を知る。

イントロダクション


'オリエンテーション'は、'開始コンテキスト'内に立っていないか、'ターゲットコンテキスト'に乗り気でないか、またはその両方の通りすがりの人のために意図されたものです。そこには新たな技術情報はなにも含まれておらず、オリエンテーションなど要らない人は、これを読みとばしても、記事の理解に支障はありません。



オリエンテーション


JavaでUNOディスパッチコマンドを実行してその実行から入手可能な全情報を取得する方法を説明する記事があります(いくつかの他のプログラミング言語用の記事は将来公開されます)。

このシリーズでこれまでに挙げたUNOディスパッチコマンドのCalc用一覧があります。


本体


1: 仕様


URL: .uno:StatusFunction

説明: このコマンドは、現在選択されている非文字列セル群の平均および合計を、このコマンドの関連情報として取得します。日付セルは、'1899-12-30'が'0'、'1899-12-31'が'1'、等となる数字として扱われ、日時セル、'1899-12-30T00:00:00'が'0.0'、'1899-12-31T00:00:00'が'1.0'、等となる数字として扱われ、時刻セルは、'00:00:00'が'0.0'、'24:00:00'が'1.0'、等となる数字として扱われ、真偽セルは、'TRUE'が'1.0'、'FALSE'が'0.0'となる数字として扱われ、文字列セルは、無視されます。関連情報中の平均および合計は、カレントセルのフォーマットで示されます。

引数(タイプはUNOのデータタイプ):

なし。

関連情報(com.sun.star.frame.FeatureStateEvent.Stateの値)(タイプはUNOのデータタイプ):

タイプ
string現在選択されている非文字列セル群の平均および合計、'Average: %平均%; Sum: %合計%'という形式にて。関連情報中の平均および合計は、カレントセルのフォーマットで示されます。

結果情報(com.sun.star.frame.DispatchResultEvent.Resultの値)(タイプはUNOのデータタイプ):

タイプ
N/Avoid

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