2019年6月16日日曜日

48: UNOディスパッチコマンド'.uno:GoToEndOfRowSel'の仕様

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要約


UNOディスパッチコマンド'.uno:GoToEndOfRowSel'のURL、説明、引数、結果情報、関連情報(コマンド実行から取得できる)が記述されています。

話題


About: UNO (Universal Network Objects)
About: LibreOffice
About: Apache OpenOffice

この記事の目次


開始コンテキスト


  • 読者は、UNOディスパッチコマンドとは何かおよびそれらの呼び方(各コマンドのURLと引数が分かっていれば)を知っている。

ターゲットコンテキスト


  • 読者は、当該UNOディスパッチコマンドの仕様を知る。

イントロダクション


'オリエンテーション'は、'開始コンテキスト'内に立っていないか、'ターゲットコンテキスト'に乗り気でないか、またはその両方の通りすがりの人のために意図されたものです。そこには新たな技術情報はなにも含まれておらず、オリエンテーションなど要らない人は、これを読みとばしても、記事の理解に支障はありません。



オリエンテーション


JavaでUNOディスパッチコマンドを実行してその実行から入手可能な全情報を取得する方法を説明する記事があります(いくつかの他のプログラミング言語用の記事は将来公開されます)。

このシリーズでこれまでに挙げたUNOディスパッチコマンドのCalc用一覧があります。


本体


1: 仕様


URL: .uno:GoToEndOfRowSel

説明: このコマンドは、セル群選択を、まず、最初に選択されたセルの行とカレント行の間の行(両行を含む)の外のセルを全て非選択にし、次に、'Shift'キーを押しながら左または右矢印キーを、セル群選択が最右データ包含列のカレント行セルを含むようになるまで繰り返し押したかのように変更し(ただし、最右データ包含列のカレント行セルが選択されていないカレントセルである場合は、セル群選択は変更されない)、カレントセルは移動しません。※上記表現がかなり複雑であることは承知していますが、正確性を損なうことなく、より簡潔に表現するすべを私は知りません。

引数(タイプはUNOのデータタイプ):

なし。

関連情報(com.sun.star.frame.FeatureStateEvent.Stateの値)(タイプはUNOのデータタイプ):

なし。

結果情報(com.sun.star.frame.DispatchResultEvent.Resultの値)(タイプはUNOのデータタイプ):

タイプ
N/Avoid

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