2020年8月23日日曜日

148: Calc '.uno:FontHeight'の仕様

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動機


カレントセル、選択された単語、選択された文字列のいずれかのフォントサイズをセットするUNOディスパッチコマンド

話題


About: UNO (Universal Network Objects)
About: LibreOffice
About: Apache OpenOffice
About: Calc

この記事の目次


開始コンテキスト


  • 読者は、UNOディスパッチコマンドとは何かおよびそれらの呼び方(各コマンドのURLと引数が分かっていれば)を知っている。

ターゲットコンテキスト



  • 読者は、当該UNOディスパッチコマンドの仕様を知る。

オリエンテーション


JavaでUNOディスパッチコマンドを実行してその実行から入手可能な全情報を取得する方法を説明する記事があります(いくつかの他のプログラミング言語用の記事は将来公開されます)。

このシリーズでこれまでに挙げたUNOディスパッチコマンドのアプリケーション基盤用一覧およびCalc用一覧があります。


本体


1: 仕様


URL: .uno:FontHeight

説明: このコマンドは、カレントセル、選択された単語、選択された文字列のいずれかのフォントサイズをセットします。

引数(タイプはUNOのデータタイプ):

名前タイプ
FontHeight::com::sun::star::frame::status::FontHeightフォントサイズ(サイズをポイント数で'Height'へ、'100'を'Prop'へ,'0.0'を'Diff'にセットすればよいようです。UNO APIドキュメント中の最後2つのメンバーの説明は謎です: 「in the measure of the destination」?"width"を独立に設定できる?)

関連情報(com.sun.star.frame.FeatureStateEvent.Stateの値)(タイプはUNOのデータタイプ):

タイプ
::com::sun::star::frame::status::FontHeight前フォントサイズ
::com::sun::star::frame::status::FontHeight新フォントサイズ

結果情報(com.sun.star.frame.DispatchResultEvent.Resultの値)(タイプはUNOのデータタイプ):

タイプ
N/Avoid

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