2020年1月26日日曜日

102: UNOディスパッチコマンドのアプリケーション基盤用一覧

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UNOディスパッチコマンドのアプリケーション基盤用一覧(未完成)です。

話題


About: UNO (Universal Network Objects)
About: LibreOffice
About: Apache OpenOffice

この記事の目次


開始コンテキスト


  • 読者は、UNOディスパッチコマンドとは何かを知っている。

ターゲットコンテキスト



  • 読者は、UNOディスパッチコマンドのURLと内容を知る。

オリエンテーション


JavaでUNOディスパッチコマンドを実行してその実行から入手可能な全情報を取得する方法を説明する記事があります(いくつかの他のプログラミング言語用の記事は将来公開されます)。

このシリーズでこれまでに挙げたUNOディスパッチコマンドのCalc用一覧があります。


本体


1: UNOディスパッチコマンドの一覧


URL説明
.uno:Aboutこのコマンドは、'About LibreOffice(LibreOfficeについ て)'ダイアログを表示します。
.uno:Activateこのコマンドは、その実行対象フレームをアクティベートします。
.uno:Authorこのコマンドは、ドキュメント著者をセットします。
.uno:CloseDocこのコマンドは、当該フレーム内に格納されているドキュメントをクローズします。もしも、ドキュメントが編集されていれば、確認ダイアログが表示されます。
.uno:CloseWinこのコマンドは、当該フレームがドキュメントフレームである場合、当該フレームのウィンドウをクローズします。
.uno:Closingこのコマンドは、当該ドキュメントがクローズされている最中であるか否かを、関連情報として取得します。
.uno:Commentsこのコマンドは、ドキュメントコメントをセットします。
.uno:CurrentURLこのコマンドは、当該フレームがドキュメントフレームである場合、当該ドキュメントファイルのURL(もしも、そのドキュメントがファイルに関連付けられていれば)を、このコマンドの関連情報として取得します。
.uno:DocInfoTitleこのコマンドは、ドキュメントタイトルを、このコマンドの関連情報として取得します。
.uno:ExportDirectToEPUBこのコマンドは、当該ドキュメントを、指定されたEPUBファイルへエクスポートします、設定のためのダイアログを表示することなく。
.uno:ExportDirectToPDFこのコマンドは、当該ドキュメントを、指定されたPDFファイルへエクスポートします、設定のためのダイアログを表示することなく。
.uno:ExportToこのコマンドは、当該ドキュメントを、指定されたフォーマットの指定されたファイルへエクスポートするためのダイアログを表示するか、そのエクスポートをダイレクトに行ないますが、そのいずれであるかは、当該フォーマットがそのようなダイアログでコンフィギュレーションされる必要があるか否かに依存します。
.uno:ExportToEPUBこのコマンドは、当該ドキュメントを、指定されたEPUBファイルへエクスポートするためのダイアログを表示します。
.uno:ExportToPDFこのコマンドは、当該ドキュメントを、指定されたPDFファイルへエクスポートするためのダイアログを表示します。
.uno:FullNameこのコマンドは、ドキュメントフルパス(もしも、当ドキュメントがファイルに関連付けられていればそのフルファイルパス、そうでなければ、'Untitled 1'のような名前)を関連情報として取得します。
.uno:FullScreenこのコマンドは、当該ドキュメントのフルスクリーンモード状態を変更します。
.uno:IsLoadingこのコマンドは、当該ドキュメントがロード中であるか否かを、このコマンドの関連情報として取得します。
.uno:IsLoadingImagesこのコマンドは、イメージを当該ドキュメントへロード中であるか否かを、このコマンドの関連情報として取得します。
.uno:Keywordsこのコマンドは、当該ドキュメントのキーワード群をセットします。
.uno:MenubarOfficeインスタンスは、'メニューバー群が表示されるモード'(初期モード)にあるか、'メニューバー群が隠されるモード'にあり、Officeインスタンスが'メニューバー群が表示されるモード'になった時は、全ドキュメントフレームのメニューバーが表示され、Officeインスタンスが'メニューバー群が隠されるモード'になった時は、全ドキュメントフレームのメニューバーが隠されるが、ドキュメントが1つもオープンされていない時は、Officeインスタンスは常に'メニューバー群が表示されるモード'にある。このコマンドは、もしも、少なくとも1つのドキュメントがオープンされていたら、当該モードを変更する。新たなドキュメントフレームがオープンされた時は、その新たなフレームのメニューバーは表示される、Officeインスタンスがいかなるモードにあろうとも。任意のドキュメントがクローズされた時は、Officeインスタンスは、'メニューバー群が表示されるモード'になる。
.uno:ModifiedStatusこのコマンドは、当該ドキュメントが変更されて格納されていない状態であるか否かを、このコマンドの関連情報として取得します。
.uno:NewWindowこのコマンドは、当該フレームがドキュメントフレームである場合、当該ドキュメントの新たなウィンドウを表示します。
.uno:Printこのコマンドは、当該フレーム内に格納されているドキュメントをプリントします。
.uno:PrintDefaultこのコマンドは、当該ドキュメントを、事前設定された設定に基づいてプリントします。
.uno:PrintOutこのコマンドは、当該ドキュメントを、事前設定されたプリンター設定にしたがって、プリントアウトします。事前設定されたプリンター設定が、使用されるプリンター、選択されているシート群のみがプリントされるか否か、等を決定します。
.uno:PrinterSetupこのコマンドは、'Printer Setup(プリンター設定)'ダイアログを表示します。
.uno:Quitこのコマンドは、当該アプリケーションをシャットダウンしようとします。もしも、変更されたドキュメントがいくつかオープンされていれば、ユーザーはそれらをどうするかを尋ねられます。
.uno:ReadOnlyこのコマンドは、当該ドキュメントがリードオンリーであるか否かを、このコマンドの関連情報として取得します。
.uno:Reloadこのコマンドは、当該ドキュメントをリロードします。
.uno:Saveこのコマンドは、カレントドキュメントを、元のファイルURLへ保存します(バージョンとして保存することも可能)。
.uno:SaveACopyこのコマンドは、当該ドキュメントのために'Save a Copy(コピーを保存)'ダイアログを表示します。
.uno:SaveAsこのコマンドは、当該ドキュメントを指定されたファイルURLへ格納します。
.uno:SaveAsTemplateこのコマンドは、「Save As Template(テンプレートとして保存)」ダイアログを表示します。
.uno:Savedこのコマンドは、当該ドキュメントが最新の変更について保存済みであるか否かを、関連情報として取得します。
.uno:SetDocumentPropertiesこのコマンドは、当該ドキュメントのプロパティ群をセットします。
.uno:Signatureこのコマンドは、'Digital Signatures(デジタル署名)'ダイアログ(当該ドキュメントを署名できる)を表示します。
.uno:Titleこのコマンドは、ドキュメント名をセットしますが、それは、ドキュメントタイトル(「Properties...(プロパティ...)」ダイアログの「Description(説明)」タブ内に表示される)ではなく、そのダイアログのタイトルバーに表示される名前です。
.uno:VersionDialogこのコマンドは、ドキュメントバージョン群ダイアログを表示します。
.uno:WebHtmlこのコマンドは、当該ドキュメントのHTMLバージョンを別のアプリケーション(典型的にはWebブラウザ)で表示します。

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