2020年11月1日日曜日

163: Calc '.uno:Redo'の仕様

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動機


いくつかの直近のundoされた変更をredoするUNOディスパッチコマンド

話題


About: UNO (Universal Network Objects)
About: LibreOffice
About: Apache OpenOffice
About: Calc

この記事の目次


開始コンテキスト


  • 読者は、UNOディスパッチコマンドとは何かおよびそれらの呼び方(各コマンドのURLと引数が分かっていれば)を知っている。

ターゲットコンテキスト



  • 読者は、当該UNOディスパッチコマンドの仕様を知る。

オリエンテーション


JavaC++C#PythonLibreOfficeまたはApache OpenOffice BasicでUNOディスパッチコマンドを実行してその実行から入手可能な全情報を取得する方法を説明する記事があります。

このシリーズでこれまでに挙げたUNOディスパッチコマンドのアプリケーション基盤用一覧Writer用一覧Calc用一覧があります。


本体


1: 仕様


URL: .uno:Redo

説明: このコマンドは、指定された回数の直近のundoされた変更をredoします。

引数(タイプはUNOのデータタイプ):

名前タイプ
Redoshort処理するべき、直近にundoされた変更の回数
Repairboolean効果が不明

関連情報(com.sun.star.frame.FeatureStateEvent.Stateの値)(タイプはUNOのデータタイプ):

場合タイプ
コマンド実行が成功したstring最初にredoされたアクションの種類を示す表現、'Redo: Input'、'Redo: Delete'、'Redo: Cut'、'Redo: Copy'、等
その他N/Avoid

結果情報(com.sun.star.frame.DispatchResultEvent.Resultの値)(タイプはUNOのデータタイプ):

タイプ
N/Avoid

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