2020年12月27日日曜日

175: Calc '.uno:Repeat'の仕様

<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>

直近のセル変更を、選択されているセル群に行なうUNOディスパッチコマンド

話題


About: UNO (Universal Network Objects)
About: LibreOffice
About: Apache OpenOffice
About: Calc

この記事の目次


開始コンテキスト


  • 読者は、UNOディスパッチコマンドとは何かおよびそれらの呼び方(各コマンドのURLと引数が分かっていれば)を知っている。

ターゲットコンテキスト



  • 読者は、当該UNOディスパッチコマンドの仕様を知る。

オリエンテーション


JavaC++C#PythonLibreOfficeまたはApache OpenOffice BasicでUNOディスパッチコマンドを実行してその実行から入手可能な全情報を取得する方法を説明する記事があります。

このシリーズでこれまでに挙げたUNOディスパッチコマンドのアプリケーション基盤用一覧Writer用一覧Calc用一覧があります。


本体


1: 仕様


URL: .uno:Repeat

説明: このコマンドは、直近のセル変更を、選択されているセル群に行ないます(当該スプレッドシートが'セル全体にフォーカスがある'モードにある時)。

引数(タイプはUNOのデータタイプ):

なし。

関連情報(com.sun.star.frame.FeatureStateEvent.Stateの値)(タイプはUNOのデータタイプ):

場合タイプ
コマンド実行が成功したstring行なわれたアクションの種類を示す表現、'~Repeat: Input', '~Repeat: Copy', '~Repeat: Delete', '~Repeat: Attributes'、等
その他N/Avoid

結果情報(com.sun.star.frame.DispatchResultEvent.Resultの値)(タイプはUNOのデータタイプ):

場合タイプ
コマンド実行が成功したbooleantrue
その他N/Avoid

<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>