2021年8月15日日曜日

205: アプリケーション基盤 '.uno:ExportToPDF'

<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>

当該ドキュメントを、指定されたPDFファイルへエクスポートするためのダイアログを表示するUNOディスパッチコマンド

話題


About: UNO (Universal Network Objects)
About: LibreOffice
About: Apache OpenOffice

この記事の目次


開始コンテキスト


  • 読者は、UNOディスパッチコマンドとは何かおよびそれらの呼び方(各コマンドのURLと引数が分かっていれば)を知っている。

ターゲットコンテキスト



  • 読者は、当該UNOディスパッチコマンドの仕様を知る。

オリエンテーション


JavaC++C#PythonLibreOfficeまたはApache OpenOffice BasicでUNOディスパッチコマンドを実行してその実行から入手可能な全情報を取得する方法を説明する記事があります。

このシリーズでこれまでに挙げたUNOディスパッチコマンドのアプリケーション基盤用一覧Writer用一覧Calc用一覧があります。


本体


1: 仕様


URL: .uno:ExportToPDF

説明: このコマンドは、当該ドキュメントを、指定されたPDFファイルへエクスポートするためのダイアログを表示します。

引数(タイプはUNOのデータタイプ):

名前タイプ
URLstringドキュメントのエクスポート先のファイルURL
FilterNamestringフィルター名: 'writer_pdf_Export' -> WriterからPDFへ、'calc_pdf_Export' CalcからPDFへ、'impress_pdf_Export' ImpressからPDFへ、'draw_pdf_Export' -> DrawからPDFへ

関連情報(com.sun.star.frame.FeatureStateEvent.Stateの値)(タイプはUNOのデータタイプ):

タイプ
N/Avoid
N/Avoid(この第2ピースは、エクスポートがキャンセルされなかった場合のみ現われます)

結果情報(com.sun.star.frame.DispatchResultEvent.Resultの値)(タイプはUNOのデータタイプ):

場合タイプ
エクスポートがキャンセルされなかったboolean'true'
その他N/Avoid

<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>