当該ドキュメントを、指定されたPDFファイルへエクスポートするためのダイアログを表示するUNOディスパッチコマンド
話題
About: UNO (Universal Network Objects)
About: LibreOffice
About: Apache OpenOffice
この記事の目次
開始コンテキスト
- 読者は、UNOディスパッチコマンドとは何かおよびそれらの呼び方(各コマンドのURLと引数が分かっていれば)を知っている。
ターゲットコンテキスト
- 読者は、当該UNOディスパッチコマンドの仕様を知る。
オリエンテーション
Java、C++、C#、Python、LibreOfficeまたはApache OpenOffice BasicでUNOディスパッチコマンドを実行してその実行から入手可能な全情報を取得する方法を説明する記事があります。
このシリーズでこれまでに挙げたUNOディスパッチコマンドのアプリケーション基盤用一覧、Writer用一覧、Calc用一覧があります。
本体
1: 仕様
URL: .uno:ExportToPDF
説明: このコマンドは、当該ドキュメントを、指定されたPDFファイルへエクスポートするためのダイアログを表示します。
引数(タイプはUNOのデータタイプ):
名前 | タイプ | 値 |
---|---|---|
URL | string | ドキュメントのエクスポート先のファイルURL |
FilterName | string | フィルター名: 'writer_pdf_Export' -> WriterからPDFへ、'calc_pdf_Export' CalcからPDFへ、'impress_pdf_Export' ImpressからPDFへ、'draw_pdf_Export' -> DrawからPDFへ |
関連情報(com.sun.star.frame.FeatureStateEvent.Stateの値)(タイプはUNOのデータタイプ):
タイプ | 値 |
---|---|
N/A | void |
N/A | void(この第2ピースは、エクスポートがキャンセルされなかった場合のみ現われます) |
結果情報(com.sun.star.frame.DispatchResultEvent.Resultの値)(タイプはUNOのデータタイプ):
場合 | タイプ | 値 |
---|---|---|
エクスポートがキャンセルされなかった | boolean | 'true' |
その他 | N/A | void |
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