2022年1月16日日曜日

4: コネクション(接続)はベクトルカーブ上のセクション(断面)値のみに依存する

<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>

任意のベクトルバンドルコネクション(ベクトル束接続)は任意のベクトルカーブ上のセクション(断面)値のみに依存するということの記述と証明

話題


About: ディファレンシャルジェオメトリ(微分幾何)
About: ベクトルバンドルコネクション(ベクトル束接続)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のベクトルバンドルコネクション(ベクトル束接続)は任意のベクトルカーブ上のセクション(断面)値のみに依存するという命題の記述および定義を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。


本体


1: 記述


任意のCベクトルバンドル(ベクトル束)(E,M,π)、M上の任意のCタンジェントベクトルフィールド(接ベクトル場)XΓ(TM)、E上の任意のCセクション(断面)sΓ(E)、E上の任意のCセクションtΓ(E)、E上の任意のコネクション(接続)、M上の任意のポイントpMに対して、もしも、M上にpの任意の近傍UpおよびXを表わす、pを通る、Up上の任意のカーブでそこでs=tであるものがあれば、(Xs)p=(Xt)pである。


2: 証明


任意のコネクション(接続)は任意の引数に関してローカルオペレーターなので、その結果は、pのあるトリビアル化近傍Upで評価すればよい。pのそのトリビアル化近傍の上方にはCフレーム(枠){e1,,er}がある。pのそのトリビアル化近傍の上方で、s=sieiおよびt=tieiである、ここで、si,tiCである。(Xs)p=((Xsi)ei)(p)+(siXei)(p)および(Xt)p=((Xti)ei)(p)+(tiXei)(p)である(ライプニッツルールによる)、しかし、Xはディレクショナルデリバティブ(方向微分係数)なので、XsiまたはXtiは、Xを表わす任意のカーブ上のsiまたはtiの値のみに依存する、しかし、そのカーブ上でsi=tiであるので、pにおいてXsi=Xtiである。si(p)=ti(p)でもあるので、(Xs)p=(Xt)pである。


参考資料


<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>