2021年5月23日日曜日

189: アプリケーション基盤 '.uno:Print'

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当該フレーム内に格納されているドキュメントをプリントするUNOディスパッチコマンド

話題


About: UNO (Universal Network Objects)
About: LibreOffice
About: Apache OpenOffice

この記事の目次


開始コンテキスト


  • 読者は、UNOディスパッチコマンドとは何かおよびそれらの呼び方(各コマンドのURLと引数が分かっていれば)を知っている。

ターゲットコンテキスト



  • 読者は、当該UNOディスパッチコマンドの仕様を知る。

オリエンテーション


JavaC++C#PythonLibreOfficeまたはApache OpenOffice BasicでUNOディスパッチコマンドを実行してその実行から入手可能な全情報を取得する方法を説明する記事があります。

このシリーズでこれまでに挙げたUNOディスパッチコマンドのアプリケーション基盤用一覧Writer用一覧Calc用一覧があります。


本体


1: 仕様


URL: .uno:Print

説明: このコマンドは、当該フレーム内に格納されているドキュメントをプリントします。

引数(タイプはUNOのデータタイプ):

名前タイプ
PrinterNamestringプリンター名
FileNamestring本引数は有効でないようです。
Copiesshort部数
RangeTextstringページ範囲テキスト、'1-3,4'のような
Selectionboolean本引数は有効でないようです。しかしながら、選択されている部分のみがプリントされるか否かは、'RangeText'引数によってコントロールできます: 空 -> 選択されている部分のみ、空でない -> 選択されている部分のみでない('1-'のような値がダミーとして使えます)。
Asynchronbooleanプリントが非同期に行なわれるか否か
Collatebooleanプリントが丁合されるか否か
Silentbooleanプリントがサイレントに行なわれるか否か

関連情報(com.sun.star.frame.FeatureStateEvent.Stateの値)(タイプはUNOのデータタイプ):

タイプ
N/Avoid

結果情報(com.sun.star.frame.DispatchResultEvent.Resultの値)(タイプはUNOのデータタイプ):

タイプ
N/Avoid

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