当該フレーム内に格納されているドキュメントをプリントするUNOディスパッチコマンド
話題
About: UNO (Universal Network Objects)
About: LibreOffice
About: Apache OpenOffice
この記事の目次
開始コンテキスト
- 読者は、UNOディスパッチコマンドとは何かおよびそれらの呼び方(各コマンドのURLと引数が分かっていれば)を知っている。
ターゲットコンテキスト
- 読者は、当該UNOディスパッチコマンドの仕様を知る。
オリエンテーション
Java、C++、C#、Python、LibreOfficeまたはApache OpenOffice BasicでUNOディスパッチコマンドを実行してその実行から入手可能な全情報を取得する方法を説明する記事があります。
このシリーズでこれまでに挙げたUNOディスパッチコマンドのアプリケーション基盤用一覧、Writer用一覧、Calc用一覧があります。
本体
1: 仕様
URL: .uno:Print
説明: このコマンドは、当該フレーム内に格納されているドキュメントをプリントします。
引数(タイプはUNOのデータタイプ):
名前 | タイプ | 値 |
---|---|---|
PrinterName | string | プリンター名 |
FileName | string | 本引数は有効でないようです。 |
Copies | short | 部数 |
RangeText | string | ページ範囲テキスト、'1-3,4'のような |
Selection | boolean | 本引数は有効でないようです。しかしながら、選択されている部分のみがプリントされるか否かは、'RangeText'引数によってコントロールできます: 空 -> 選択されている部分のみ、空でない -> 選択されている部分のみでない('1-'のような値がダミーとして使えます)。 |
Asynchron | boolean | プリントが非同期に行なわれるか否か |
Collate | boolean | プリントが丁合されるか否か |
Silent | boolean | プリントがサイレントに行なわれるか否か |
関連情報(com.sun.star.frame.FeatureStateEvent.Stateの値)(タイプはUNOのデータタイプ):
タイプ | 値 |
---|---|
N/A | void |
結果情報(com.sun.star.frame.DispatchResultEvent.Resultの値)(タイプはUNOのデータタイプ):
タイプ | 値 |
---|---|
N/A | void |
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