2022年4月17日日曜日

55: リーグループ(群)上方の左インバリアント(不変)ベクトルたちフィールド(場)は\(C^\infty\)である

<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>

リーグループ(群)上方の左インバリアント(不変)ベクトルフィールド(場)は\(C^\infty\)であることの記述/証明

話題


About: グループ(群)
About: \(C^\infty\)マニフォールド(多様体)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のリーグループ(群)上方の任意の左インバリアント(不変)ベクトルたちフィールド(場)は\(C^\infty\)であるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
\(G\): \(\in \{\text{ 全てのリーグループ(群)たち }\}\)
\(V\): \(\in \{\text{ 全ての左インバリアント(不変)ベクトルたちフィールド(場)たち }\}\)
//

ステートメント(言明)たち:
\(V \in \{\text{ 全ての } C^\infty \text{ マップ(写像)たち }\}\)
//


2: 証明


全体戦略: ステップ1: 各\(C^\infty\)ファンクション(関数)\(f\)に対して、\(V (f)\)は\(C^\infty\)ファンクション(関数)であることを見る、以下を満たすある\(C^\infty\)カーブ\(c: I \to G\)、つまり、\(c (0) = e\)および\(c' (0) = V_e\)、を取ることによって、そして、任意のベクトルたちフィールド(場)は\(C^\infty\)である、もしも、任意の\(C^\infty\)ファンクション(関数)へのオペレーション結果が\(C^\infty\)である場合、そしてその場合に限って、という命題を適用する。

ステップ1:

以下を満たすある\(C^\infty\)カーブ\(c: I \to G\)、つまり、\(c (0) = e\)および\(c' (0) = V_e\)、がある。

\(g \in G\)を任意のものとしよう。

\(l_g: G \to G\)を、\(g\)による左トランスレーション(移動)としよう。

\(l_g \circ c (t)\)は、以下を満たすある\(C^\infty\)カーブ、つまり、\(l_g \circ c (0) = g\)および\((l_g \circ c)' (0) = V_g\)、である、なぜなら、\((l_g \circ c)' (0) = d l_g c' (0)\)、よく知られているとおり、\(= d l_g V_1 = V_g\)、なぜなら、\(V\)は左インバリアント(不変)である。

任意の\(C^\infty\)ファンクション(関数)\(f: G \to \mathbb{R}\)に対して、\(V (f) (g) = V_g f = d f (l_g \circ c (t)) / d t \vert_0 := A_1\)。

\(f (l_g \circ c (t)): I \times G \to \mathbb{R}, (t, g) \mapsto f (l_g \circ c (t))\)は\(C^\infty\)マップ(写像)である、\(C^\infty\)マップ(写像)たちのコンポジション(合成)\(I \times G \to G \times G \to G \to \mathbb{R}\)として。

したがって、\(A_1\)は、\(g\)に関して\(C^\infty\)マップ(関数)である。

したがって、\(V\)は\(C^\infty\)である、任意のベクトルたちフィールド(場)は\(C^\infty\)である、もしも、任意の\(C^\infty\)ファンクション(関数)へのオペレーション結果が\(C^\infty\)である場合、そしてその場合に限って、という命題によって。


参考資料


<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>