2022年9月25日日曜日

354: ハイパー長方形のエリア(面積)は、カバーする有限数ハイパー正方形たちのエリア(面積)で任意の精度で近似できる

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ハイパー長方形のエリア(面積)は、カバーする有限数ハイパー正方形たちのエリア(面積)で任意の精度で近似できることの記述/証明

話題


About: ユークリディアンメトリックスペース(計量空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のハイパー長方形のエリア(面積)は、カバーする有限数ハイパー正方形たちのエリア(面積)で任意の精度で近似できるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。


本体


1: 記述


任意の\(\mathbb{R}^n\)ユークリディアンメトリックスペース(計量空間)上の任意のハイパー長方形のエリア(面積)\(a\)は、ハイパー長方形をカバーするいくつかの有限数ハイパー正方形のエリア(面積)\(a_i\)で任意の精度で近似できる、つまり、任意の実数\(\epsilon \gt 0\)に対して、\(\sum _i a_i - a \lt \epsilon\)。


2: 証明


当該ハイパー長方形の辺長たちを\(l_1, l_2, . . ., l_n\)で表わす。任意の実数\(l_s \gt 0\)および各辺インデックス\(1 \leq i \leq n\)に対して、以下を満たす、非負のユニークな整数\(k_i (l_s)\)およびユニークな実数\(0 \leq l'_i (l_s) \lt l_s\)がある、つまり、\(k_i (l_s) l_s = l'_i (l_s) + l_i\)、それが意味するのは、\(l_i\)長は、\(l_s\)の\(k_i (l_s)\)回分でカバーされ、\(l'_i (l_s)\)だけ超過するということ、ここで。ユニークな存在は意味に基づいて明らか。

さて、\(l_s\)は、ハイパー長方形をカバーする(ハイパー長方形のある頂点から開始して、各\(i\)方向に\(k_i (l_s)\)回で、\(\)i方向に\(l'_i (l_s)\)超過する)同一サイズハイパー正方形たちの辺長である。

超過エリア(面積)が近似の誤差であり、それは、\(e (l_s) = \prod _i l_s k_i (l_s) - \prod _i l_i\)。しかし、超過エリア(面積)を直接に計算すると、\(e (l_s) \lt \sum _i l'_i (l_s) \prod _{j \neq i} (l'_j (l_s) + l_j)\)、一部のエリア(面積)たちを複数回加算して。\(l_s \leq 1\)と仮定して(それを私たちは自由にできる)、\(\sum _i l'_i (l_s) \prod _{j \neq i} (l'_j (l_s) + l_j) \lt \sum _i l_s \prod _ {j \neq i} (l_s + l_j) \lt l_s \sum _i \prod _ {j \neq i} (1 + l_j)\)。

\(L:= \sum _i \prod _ {j \neq i} (1 + l_j)\)はハイパー長方形の形状にのみ依存するので、私たちは\(l_s\)を\(min (1, \frac{\epsilon}{L})\)と選ぶ、すると、\(e (l_s) \lt l_s L \leq \epsilon\)。


参考資料


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