自然数からカウンタブル(可算)セット(集合)へのファンクション(関数)たちセット(集合)はカウンタブル(可算)であることの記述/証明
話題
About: セット(集合)
この記事の目次
開始コンテキスト
- 読者は、セット(集合)の定義を知っている。
- 読者は、ファンクション(関数)の定義を知っている。
- 読者は、カウンタブル(可算)セット(集合)の定義を知っている。
- 読者は、任意のカウンタブル(可算)セット(集合)たちの有限数プロダクトはカウンタブル(可算)であるという命題を認めている。
ターゲットコンテキスト
- 読者は、任意のカウンタブル(可算)セット(集合)および任意の自然数に対して、当該自然数から当該セット(集合)への全てのファンクション(関数)たちのセット(集合)はカウンタブル(可算)であるという命題の記述および証明を得る。
オリエンテーション
本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。
本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。
本体
1: 記述
任意のカウンタブル(可算)セット(集合)\(S\)および任意の自然数\(n\)に対して、\(n\)から\(S\)への全てのファンクション(関数)たちのセット(集合)\({}^nS\)はカウンタブル(可算)である。
2: 証明
任意の\(f \in {}^nS\)に対して、\(f: n \rightarrow S\)、ここで、\(n = \{0, 1, . . ., n - 1\}\)、セット(集合)理論によって。あるインジェクション(単射)\(g: {}^nS \rightarrow S \times S \times . . . \times S, f \mapsto \langle f (0), f (1), . . ., f (n - 1)\rangle\)がある。したがって、\(card {}^nS \leq card (S \times S \times . . . \times S)\)、しかし、\(S \times S \times . . . \times S\)はカウンタブル(可算)である、任意のカウンタブル(可算)セット(集合)たちの有限数プロダクトはカウンタブル(可算)であるという命題によって、したがって、\({}^nS\)はカウンタブル(可算)である。