2023年5月7日日曜日

268: セット(集合)の、オーダリング(順序)のインバース(逆)に関する最大要素はセット(関数)の、元のオーダリング(順序)に関する最小要素である

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セット(集合)の、オーダリング(順序)のインバース(逆)に関する最大要素はセット(関数)の、元のオーダリング(順序)に関する最小要素であることの記述/証明

話題


About: セット(集合)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のセット(集合)の、任意のオーダリング(順序)のインバース(逆)に関する任意の最大要素は当該セット(集合)の、元のオーダリング(順序)に関するある最小要素であるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。


本体


1: 記述


任意のセット(集合)\(S\)および任意のオーダリング(順序)\(R \subseteq S \times S\)に対して、\(S\)の、\(R^{-1}\)に関する任意の最大要素\(m \in S\)は\(S\)の、\(R\)に関するある最小要素である。


2: 証明


以下を満たす\(s \in S\)、つまり、\(\langle m, s \rangle \in R^{-1}\)、はない。すると、以下を満たす\(s \in S\)、つまり。\(\langle s, m \rangle \in R\)、はない。したがって、\(m\)は\(S\)の、\(R\)に関するある最小要素である。


参考資料


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