2023年8月27日日曜日

352: デデキントカット(切断)のマイナスデデキントカット(切断)は本当にデデキントカット(切断)である

<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>

デデキントカット(切断)のマイナスデデキントカット(切断)は本当にデデキントカット(切断)であることの記述/証明

話題


About: セット(集合)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のデデキントカット(切断)に対して、そのマイナスデデキントカット(切断)は本当にデデキントカット(切断)であるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。


本体


1: 記述


任意のデデキントカット(切断)rに対して、マイナスデデキントカット(切断)r:={qQ|qq<q and qr}は本当にデデキントカット(切断)である。


2: 証明


rおよびrQであることを証明しよう。rQであるから、以下を満たすある有理数q1Q、つまり、q1r、がある。以下を満たす任意のq2Q、つまり、q1<q2、に対して、q2rq2r?以下を満たすあるq3Q、つまり、q2<q3かつq3=q3r、があるか?はい、q3q3=q1に取れるから。rであるから、以下を満たすあるq1Q、つまり、q1r、がある。q1r?以下を満たす任意のq2Q、つまり、q1<q2、に対して、q2=q2<q1r、したがって、q2r。したがって、はい。

もしも、q1rである場合、以下を満たす任意のq2Q、つまり、q2<q1、に対して、q2r、明らかに。

rは最大要素を持たないことを証明しよう。rは最大要素q1を持っていたと仮定しよう。q1のデデキントカット(切断)をq1~で表わそう、それが意味するのは、q1~={qQ|q<q1}q1q1~、なぜなら、以下を満たす任意のq2Q、つまり、q1<q2、に対して、q2=q2<q1=q1、したがって、q2q1~q1rであるから、rq1~、なぜなら、q2r、その一方で、あるq2に対して、q2q1~ 。以下を満たすある有理数q3Q、つまり、rq3~q1~、があることになる、任意の2つのデデキントカット(切断)たちに対して、それらの間にある有理デデキントカット(切断)があるという命題q3rであることになるか?以下を満たすq4Q、つまり、q3<q4かつq4=q4r、があることになるか?rq3~、以下を満たすあるq4Q、つまり、q4rかつq4q3~、それが意味するのは、q4<q3、があることになる、したがって、q3<q4。したがって、はい。しかし、q3<q1、したがって、q1<q3q1が最大要素であることに反する矛盾。


参考資料


<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>