2023年9月24日日曜日

372: ファンクショナルに(関数により)ストラクチャード(構造化された)トポロジカルスペース(空間)たちカテゴリーモーフィズム(射)たちはモーフィズム(射)たちである

<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>

ファンクショナルに(関数により)ストラクチャード(構造化された)トポロジカルスペース(空間)たちカテゴリーモーフィズム(射)たちはモーフィズム(射)たちであることの記述/証明

話題


About: トポロジカルスペース(空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、ファンクショナルに(関数により)ストラクチャード(構造化された)トポロジカルスペース(空間)たちカテゴリーモーフィズム(射)たちはモーフィズム(射)たちであるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。


本体


1: 記述


ファンクショナルに(関数により)ストラクチャード(構造化された)トポロジカルスペース(空間)たちカテゴリー\(C\)に対するモーフィズム(射)たちの定義は妥当である。以下が定義である: 任意のファンクショナルに(関数により)ストラクチャード(構造化された)トポロジカルスペース(空間)たち\((T_1, F_{T_1})\)および\((T_2, F_{T_2})\)に対して、モーフィズム(射)たち\(C ((T_1, F_{T_1}), (T_2, F_{T_2}))\)は以下を満たすコンティニュアス(連続)マップ(写像)たち\(\{\phi: T_1 \to T_2\}\)、つまり、任意の\(f \in F_{T_2} (U_2)\)に対して、\(f \circ \phi \vert_{\phi^{-1} (U_2)} \in F_{T_1} (\phi^{-1} (U_2))\); モーフィズム(射)たちのコンポジション(合成)は当該コンティニュアス(連続)マップ(写像)たちのコンポジション(合成)である; 任意のモーフィズム(射)はアイデンティマップ(恒等写像)である。


2: 証明


モーフィズム(射)たちのトランジティビティ(推移性)をチェックしよう。任意のモーフィズム(射)たち\(\phi_{1, 2}: (T_1, F_{T_1}) \to (T_2, F_{T_2})\)および\(\phi_{2, 3}: (T_2, F_{T_2}) \to (T_3, F_{T_3})\)に対して、\(\phi_{2, 3} \circ \phi_{1, 2}\)はモーフィズム(射)\((T_1, F_{T_1}) \to (T_3, F_{T_3})\)であるか?任意の\(f \in F_{T_3} (U_3)\)に対して、\(f \circ \phi_{2, 3} \circ \phi_{1, 2} \vert_{(\phi_{2, 3} \circ \phi_{1, 2})^{-1} (U_3)} \in F_{T_1} ((\phi_{2, 3} \circ \phi_{1, 2})^{-1} (U_3))\)?\(f \circ \phi_{2, 3} \vert_{{\phi_{2, 3}}^{-1} (U_3)} \in F_{T_2} ({\phi_{2, 3}}^{-1} (U_3))\)。\(f \circ \phi_{2, 3} \circ \phi_{1, 2} \vert_{{\phi_{1, 2}}^{-1} ({\phi_{2, 3}}^{-1} (U_3))} = (f \circ \phi_{2, 3}) \circ \phi_{1, 2} \vert_{{\phi_{1, 2}}^{-1} ({\phi_{2, 3}}^{-1} (U_3))} \in F_{T_1} ({\phi_{1, 2}}^{-1} ({\phi_{2, 3}}^{-1} (U_3))) = F_{T_1} ((\phi_{2, 3} \circ \phi_{1, 2})^{-1} (U_3))\)。

アイデンティマップ(恒等写像)がモーフィズム(射)であることをチェックしよう。任意のオブジェクト\((T_1, F_{T_1})\)、アイデンティマップ(恒等写像)\(\phi_{1, 1}: T_1 \to T_1\)に対して、任意の\(f \in F_{T_1} (U_1)\)に対して、\(f \circ \phi_{1, 1} \vert_{{\phi_{1, 1}}^{-1} (U_1)} \in F_{T_1} ({\phi_{1, 1}}^{-1} (U_1))\)?\(\phi_{1, 1}\)はアイデンティマップ(恒等写像)であるので、\(f \circ \phi_{1, 1} \vert_{{\phi_{1, 1}}^{-1} (U_1)} = f \circ \phi_{1, 1} \vert_{U_1} = f \in F_{T_1} (U_1)\)。

アソシアティビティ(結合性)は、マップ(写像)たちコンポジション(合成)たちはアソシアティブ(結合的)であるから。


3: 注


何物たちかを"モーフィズム(射)たち"と単に呼んだからといって、それらがモーフィズム(射)たちになるわけではない; それらはモーフィズム(射)たちであるための条件を満たさなければならない。


参考資料


<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>