2026年2月23日月曜日

1633: アッパークローズドインターバル(上方閉区間)および非空サブセット(部分集合)に対して、サブセット(部分集合)のサプリマム(上限)は存在し、サブセット(部分集合)のリアルナンバー(実数)たちセット(集合)上におけるサプリマム(上限)に等しい

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アッパークローズドインターバル(上方閉区間)および非空サブセット(部分集合)に対して、サブセット(部分集合)のサプリマム(上限)は存在し、サブセット(部分集合)のリアルナンバー(実数)たちセット(集合)上におけるサプリマム(上限)に等しいことの記述/証明

話題


About: セット(集合)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のアッパークローズドインターバル(上方閉区間)および任意の非空サブセット(部分集合)に対して、当該サブセット(部分集合)のサプリマム(上限)は存在し、当該サブセット(部分集合)のリアルナンバー(実数)たちセット(集合)上におけるサプリマム(上限)に等しいという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
\(\mathbb{R}\): \(= \text{ 当該ユークリディアンセット(集合) }\)で、カノニカル(正典)リニアリーオーダードセット(線形順序集合)を持つもの
\(J\): \(\in \{\mathbb{R} \text{ の全てのアッパークローズドインターバル(上方閉区間)たち }\}\)で、アッパーエンド(上端)\(r_2\)を持つもの
\(S\): \(\subseteq J\)で、\(S \neq \emptyset\)を満たすもの
//

ステートメント(言明)たち:
\(\exists Sup_J (S)\)、ここで、\(Sup_J (S)\)は\(S \subseteq J\)のサプリマム(上限)である
\(\land\)
\(Sup_J (S) = Sup_{\mathbb{R}} (S)\)、ここで、\(Sup_{\mathbb{R}} (S)\)は\(S \subseteq \mathbb{R}\)のサプリマム(上限)である
//


2: 注


\(Sup_J (S)\)および\(Sup_{\mathbb{R}} (S)\)は概念上異なる: 例えば、\(J = (-1, 1]\)および\(S = \{0\}\)、すると、\(Sup_J (S) = Min (Ub_J (S)) = Min ([0, 1])\)および\(Sup_{\mathbb{R}} (S) = Min (Ub_{\mathbb{R}} (S)) = Min ([0, \infty))\)。

\(J\)は、本命題においては、アッパークローズド(上方閉)である必要がある: 例えば、\(J = (-1, 1)\)および\(S = (0, 1)\)、すると、\(Sup_{\mathbb{R}} (S) = 1\)、しかし、\(Sup_J (S)\)は存在しない。


3: 証明


全体戦略: ステップ1: \(p := Sup_{\mathbb{R}} (S)\)は存在することを見る; ステップ2: \(p \le r_2\)であることを見る; ステップ3: \(Sup_J (S) = p\)であることを見る。

ステップ1:

\(Sup_{\mathbb{R}} (S)\)は存在する、リアルナンバー(実数)たちセット(集合)の任意の非空アッパーバウンド(上限)サブセット(部分集合)はサプリマム(上限)を持ち、リアルナンバー(実数)たちセット(集合)の任意の非空ローワーバウンド(下限)たちのサブセット(部分集合)はインフィマム(下限)を持つという命題によって。

\(p := Sup_{\mathbb{R}} (S)\)としよう。

ステップ2:

\(p \le r_2\)であることを見よう。

\(r_2 \lt p\)であったと仮定しよう。

\(r_2 \lt p - (p - r_2) / 2 \lt p\)。

各\(s \in S\)に対して、\(s \le r_2 \lt p - (p - r_2) / 2\)。

したがって、\(p - (p - r_2) / 2 \in Ub_{\mathbb{R}} (S)\)、ここで、\(Ub_{\mathbb{R}} (S)\)は\(S\)の\(\mathbb{R}\)上における全てのアッパーバウンド(上限)たちのセット(集合)であることになる、\(p\)は\(Ub_{\mathbb{R}} (S)\)のミニマム(最小値)であったことに反する矛盾。

したがって、\(p \le r_2\)。

ステップ3:

任意の\(s \in S \subseteq J\)に対して、\(s \le p \le r_2\)、それが含意するのは、\(p \in J\)、なぜなら、\(J\)はあるインターバル(区間)である。

各\(s \in S\)に対して、\(s \le p\)、それが意味するのは、\(p \in Ub_J (S)\)。

もしも、\(p\)が\(Ub_J (S)\)のミニマム(最小値)でなかったら、以下を満たすある\(u \in Ub_J (S)\)、つまり、\(p \le u\)は成立しなかった、があることになる、しかし、\(u \in Ub_{\mathbb{R}} (S)\)、\(p\)は\(Ub_{\mathbb{R}} (S)\)のミニマム(最小値)であったことに反する矛盾、したがって、\(p\)は\(Ub_J (S)\)のミニマム(最小値)である。

それが意味するのは、\(p = Sup_J (S)\)。


参考資料


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