2021年2月7日日曜日

179: Calc '.uno:Italic'の仕様

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対象文字群をイタリックまたは非イタリックにするUNOディスパッチコマンド

話題


About: UNO (Universal Network Objects)
About: LibreOffice
About: Apache OpenOffice
About: Calc

この記事の目次


開始コンテキスト


  • 読者は、UNOディスパッチコマンドとは何かおよびそれらの呼び方(各コマンドのURLと引数が分かっていれば)を知っている。

ターゲットコンテキスト



  • 読者は、当該UNOディスパッチコマンドの仕様を知る。

オリエンテーション


JavaC++C#PythonLibreOfficeまたはApache OpenOffice BasicでUNOディスパッチコマンドを実行してその実行から入手可能な全情報を取得する方法を説明する記事があります。

このシリーズでこれまでに挙げたUNOディスパッチコマンドのアプリケーション基盤用一覧Writer用一覧Calc用一覧があります。


本体


1: 仕様


URL: .uno:Italic

説明: このコマンドによって処理される文字群は、'セル全体にフォーカスがある'モードまたは'非セルオブジェクトが選択されている'モードにおける選択されているセル群または選択されている非セルオブジェクト群の全文字、または選択されている文字群です;このコマンドは、対象非イタリック文字群をイタリックにするか対象イタリック文字群を非イタリックにしますが、そのとき、文字群は、全文字がイタリックである場合のみイタリックであるとみなされます。

引数(タイプはUNOのデータタイプ):

なし

関連情報(com.sun.star.frame.FeatureStateEvent.Stateの値)(タイプはUNOのデータタイプ):

タイプ
::com::.sun::.star::.awt::.FontDescriptor前フォントディスクリプタ
booleanもしも、対象文字群がイタリックであったら、'true'; その他の場合、'false'
booleanもしも、対象文字群がイタリックになったら、true'; その他の場合、'false'

結果情報(com.sun.star.frame.DispatchResultEvent.Resultの値)(タイプはUNOのデータタイプ):

タイプ
N/Avoid

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