2022年2月20日日曜日

35: リアル(実)またはコンプレックス(複素)インナープロダクト(内積)付きベクトルたちスペース(空間)に対するコーシー・シュワルツ不等式

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リアル(実)またはコンプレックス(複素)インナープロダクト(内積)付きベクトルたちスペース(空間)に対するコーシー・シュワルツ不等式の記述/証明

話題


About: ベクトルたちスペース(空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のリアル(実)またはコンプレックス(複素)インナープロダクト(内積)付きベクトルたちスペース(空間)に対するコーシー・シュワルツ不等式の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
F: {R,C}、カノニカル(自然な)フィールド(体)構造を持ったもの
V: {F 上方の全てのベクトルたちスペース(空間)たち }で任意のインナープロダクト(内積),を持ったもの
//

ステートメント(言明)たち:
v1,v2V(|v1,v2|v1,v1v2,v2).
//


2: 自然言語記述


任意のフィールド(体)F{R,C}F上方の任意のベクトルたちスペース(空間)Vで任意のインナープロダクト(内積)を持ったもの,に対して、各v1,v2Vに対して、|v1,v2|v1,v1v2,v2


3: 証明


任意のrFに対して、0rv1+v2,rv1+v2=rv1,rv1+v2+v2,rv1+v2=rrv1+v2,v1+rv1+v2,v2=rrv1,v1+v2,v1+rv1,v2+v2,v2=|r|2v1,v1+rv1,v2+rv1,v2+v2,v2

v10だと仮定しよう。

|rv1,v1+v1,v2/v1,v1|2|v1,v2|2/v1,v1+v2,v2=|r|2v1,v1+|v1,v2|2/v1,v1+rv1,v1v1,v2/v1,v1+rv1,v1v1,v2/v1,v1|v1,v2|2/v1,v1+v2,v2=|r|2v1,v1+rv1,v2+rv1,v2+v2,v2

したがって、0rv1+v2,rv1+v2=|rv1,v1+v1,v2/v1,v1|2|v1,v2|2/v1,v1+v2,v2、そして、それは各rに対して成立するので、0|v1,v2|2/v1,v1+v2,v2、それが含意するのは、|v1,v2|2v1,v1v2,v2および|v1,v2|v1,v1v2,v2

v1=0であると仮定しよう。すると、|v1,v2|=|0,v2|=00=0,0v2,v2=v1,v1v2,v2 (0,v2=r0,v2=r0,v2、それが含意するのは、0,v2=0)。

したがって、当該不等式はいずれにせよ成立する。


参考資料


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