2022年3月6日日曜日

36: リアル(実)またはコンプレックス(複素)ベクトルたちスペース(空間)上のインナープロダクト(内積)はノルムを誘導する

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リアル(実)またはコンプレックス(複素)ベクトルたちスペース(空間)上のインナープロダクト(内積)はノルムを誘導することの記述/証明

話題


About: ノルム付きベクトルたちスペース(空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のリアル(実)またはコンプレックス(複素)ベクトルたちスペース(空間)上の任意のインナープロダクト(内積)はノルムを誘導するという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
F: {R,C}、カノニカル(自然な)フィールド(体)構造を持ったもの
V: {F 上方の全てのベクトルたちスペース(空間)たち }で任意のインナープロダクト(内積),を持ったもの
: :VR,vv,v
//

ステートメント(言明)たち:
{V 上の全てのノルムたち }.
//


2: 自然言語記述


任意のフィールド(体)F{R,C}F上方の任意のベクトルたちスペース(空間)Vで任意のインナープロダクト(内積),を持ったものに対して、:VR,vv,vはノルムである。


3: 証明


任意のv1,v2Vおよび任意のrFに対して、1) 0v1=v1,v1で、等号はv1=0である場合、そしてその場合に限って成立する; 2) rv1=rv1,rv1=rv1,rv1=rrv1,v1=rrv1,v1=|r|v1,v1=|r|v1; 3) v1+v2=v1+v2,v1+v2=v1,v1+v1,v2+v2,v1+v2,v2=v1,v1+v1,v2+v2,v1+v2,v2v1,v1+2|v1,v2|+v2,v2v1,v1+2v1,v1v2,v2+v2,v2任意のリアル(実)またはコンプレックス(複素)インナープロダクト(内積)付きベクトルたちスペース(空間)に対するコーシー・シュワルツ不等式によって、=(v1,v1+v2,v2)2=v1,v1+v2,v2=v1+v2


参考資料


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