2022年5月22日日曜日

292: セット(集合)たちのユニオン(和集合)のマップ(写像)イメージ(像)はセット(集合)たちのマップ(写像)イメージ(像)たちのユニオン(和集合)である

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セット(集合)たちのユニオン(和集合)のマップ(写像)イメージ(像)はセット(集合)たちのマップ(写像)イメージ(像)たちのユニオン(和集合)であることの記述/証明

話題


About: セット(集合)
About: マップ(写像)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のマップ(写像)に対して、任意の、セット(集合)たちのユニオン(和集合)、のマップ(写像)イメージ(像)はそれらセット(集合)たちのマップ(写像)イメージ(像)たちのユニオン(和集合)であるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。


本体


1: 記述


任意のセット(集合)S1およびS2、任意のマップ(写像)f:S1S2S1の任意の、不可算かもしれない個数のサブセット(部分集合)たちS1iS1に対して、それらサブセット(部分集合)たちのユニオン(和集合)のマップ(写像)イメージ(像)f(iS1i)は、それらサブセット(部分集合)たちのマップ(写像)イメージ(像)たちのユニオン(和集合)if(S1i)である、つまり、f(iS1i)=if(S1i)


2: 証明


任意の要素pf(iS1i)に対して、あるiに対してpf(S1i) 、なぜなら、iS1iに、pへマップするある要素があるから、その要素は、あるS1i内にいなければならない、つまり、pif(S1i)。任意の要素pif(S1i)に対して、あるiに対してpf(S1i)、つまり、pf(iS1i)、なぜなら、S1i内に、pにマップするある要素があるから、その要素はiS1i内にもある。


3: 注


iS1i内に"リミット(極限)要素"(それは、どのS1iにも属さないが、ある要素シーケンスが無限にそれに近づくというもの)などというものはないということに留意することが重要である。


参考資料


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