2022年5月1日日曜日

66: コドメイン(余域) マイナス セット(集合)のマップ(写像)プリイメージ(前像)はドメイン(定義域) マイナス セット(集合)のプリイメージ(前像)である

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コドメイン(余域) マイナス セット(集合)のマップ(写像)プリイメージ(前像)はドメイン(定義域) マイナス セット(集合)のプリイメージ(前像)であるの記述/証明

話題


About: セット(集合)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のマップ(写像)の下でのコドメイン(余域) マイナス 任意のコドメイン(余域)サブセット(部分集合)のプリイメージ(前像)は、ドメイン(定義域) マイナス そのサブセット(部分集合)のプリイメージ(前像)であるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。


本体


1: 記述


任意のセット(集合)\(S_1\)および\(S_2\)、任意のマップ(写像)\(f: S_1 \rightarrow S_2\)、そのコドメイン(余域)の任意のサブセット(部分集合)\(S_3 \subseteq S_2\)に対して、そのコドメイン(余域) マイナス そのサブセット(部分集合)のプリイメージ(前像)は、そのドメイン(定義域) マイナス そのサブセット(部分集合)のプリイメージ(前像)である、つまり、\(f^{-1} (S_2 \setminus S_3) = S_1 \setminus f^{-1} {S_3}\)。


2: 証明


\(p \in f^{-1} (S_2 \setminus S_3)\)と仮定する。\(f (p) \in S_2 \setminus S_3\)、それは、\(p \in S_1\)であるが\(p \notin f^{-1} (S_3)\)であることを意味する、つまり、\(p \in S_1 \setminus f^{-1} (S_3)\)。\(p \in S_1 \setminus f^{-1} (S_3)\)と仮定する。\(f (p) \in S_2\)、しかし、\(f (p) \notin S_3\)、それは、\(f (p) \in S_2 \setminus S_3\)を意味する、つまり、\(p \in f^{-1} (S_2 \setminus S_3)\)。


参考資料


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