2022年5月15日日曜日

72: プロダクトマップ(写像)によるプリイメージ(前像)はコンポーネントマップ(写像)たちによるプリイメージ(前像)たちのプロダクトである

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プロダクトマップ(写像)によるプリイメージ(前像)はコンポーネントマップ(写像)たちによるプリイメージ(前像)たちのプロダクトであることの記述/証明

話題


About: セット(集合)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のプロダクトマップ(写像)によるプリイメージ(前像)は当該コンポーネントマップ(写像)たちによるプリイメージ(前像)たちのプロダクトであるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。


本体


1: 記述


任意の有限個のセット(集合)S1,iおよびS2,i、ここで、i=1,2,...,k、任意の対応する個数のマップ(写像)fi:S1,iS2,i、それらマップ(写像)のプロダクトマップ(写像)fk+1:S1,1×S1,2×...×S1,kS2,1×S2,2×...×S2,k=(f1,f2,...,fk)、任意の、対応する個数のサブセット(部分集合)S3,iS2,iに対して、プロダクトサブセット(部分集合)S3,1×S3,2×...×S3,kの、プロダクトマップ(写像)によるプリイメージ(前像)fk+11(S3,1×S3,2×...×S3,k)は、サブセット(部分集合)のコンポーネントマップ(写像)によるプリイメージ(前像)たちのプロダクトf11(S3,1)×f21(S3,2)×...×fk1(S3,k)に一致する、つまり、fk+11(S3,1×S3,2×...×S3,k)=f11(S3,1)×f21(S3,2)×...×fk1(S3,k)


2: 証明


任意の要素p=(p1,p2,...,pk)fk+11(S3,1×S3,2×...×S3,k)に対して、fk+1(p)=(f1(p1),f2(p2),...,fk(pk))S3,1×S3,2×...×S3,k、したがって、fi(pi)S3,i、したがって、pifi1(S3,i)、したがって、p=(p1,p2,...,pk)f11(S3,1)×f21(S3,2)×...×fk1(S3,k)。任意の要素p=(p1,p2,...,pk)f11(S3,1)×f21(S3,2)×...×fk1(S3,k)に対して、fk+1(p)=(f1(p1),f2(p2),...,fk(pk))、しかし、fi(pi)S3,i、したがって、fk+1(p)S3,1×S3,2×...×S3,k、したがって、pfk+11(S3,1×S3,2×...×S3,k)


参考資料


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