2022年6月12日日曜日

300: コバリアント(共変)ファンクター(関手)

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コバリアント(共変)ファンクター(関手)の定義

話題


About: カテゴリー(圏)
About: ファンクター(関手)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、コバリアント(共変)ファンクター(関手)の定義を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。


本体


1: 定義


任意のカテゴリー(圏)\(\mathcal{C}_1\)および\(\mathcal{C}_2\)に対して、以下を満たす任意のマップ(写像)\(\mathcal{F}: \mathcal{C}_1 \rightarrow \mathcal{C}_2\)、つまり、任意のオブジェクト\(O_1, O_2, O_3 \in \mathcal{C}_1\)および任意のモーフィズム(射)\(f_1 \in Mor (O_1, O_2)\)および\(f_2 \in Mor (O_2, O_3)\)に対して、1) \(\mathcal{F} (f_1) \in Mor (\mathcal{F} (O_1), \mathcal{F} (O_2))\); 2) \(\mathcal{F} (\mathbb{1}_{O_1}) = \mathbb{1}_{\mathcal{F} (O_1)}\); 3) \(\mathcal{F} (f_2 \circ f_1) = \mathcal{F} (f_2) \circ \mathcal{F} (f_1)\)


2: 注


'コントラバリアント(反変)ファンクター(関手)'もある。


参考資料


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