2022年6月12日日曜日

83: コバリアント(共変)ファンクター(関手)

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コバリアント(共変)ファンクター(関手)の定義

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開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、コバリアント(共変)ファンクター(関手)の定義を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
C1: { 全てのカテゴリーたち }
C2: { 全てのカテゴリーたち }
F: :Obj(C1)Obj(C2),Mor(C1)Mor(C2)
//

コンディションたち:
O1,O2,O3Obj(C1),f1Mor(O1,O2),f2Mor(O2,O3)
(
1) F(f1)Mor(F(O1),F(O2))
2) F(idO1)=idF(O1)
3) F(f2f1)=F(f2)F(f1)
)
//


2: 自然言語記述


任意のカテゴリーたちC1,C2に対して、以下を満たす任意のマップF:Obj(C1)Obj(C2),Mor(C1)Mor(C2)、つまり、任意のオブジェクトたちO1,O2,O3Obj(C1)および任意のモーフィズムたちf1Mor(O1,O2)およびf2Mor(O2,O3)に対して、1) F(f1)Mor(F(O1),F(O2)); 2) F(idO1)=idF(O1); 3) F(f2f1)=F(f2)F(f1)


3: 注


F:Obj(C1)Obj(C2),Mor(C1)Mor(C2)は通常のマップ(写像)表現ではないが、Fは実のところ同一の名称が与えられたマップ(写像)たちのペアである。

'コントラバリアント(反変)ファンクター(関手)'もある。


参考資料


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