2023年1月29日日曜日

401: クオシエント(商)トポロジーはマップ(写像)をコンティヌアス(連続)にする唯一の最も密なトポロジーである

<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>

クオシエント(商)トポロジーはマップ(写像)をコンティヌアス(連続)にする唯一の最も密なトポロジーであることの記述/証明

話題


About: トポロジカルスペース(空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のトポロジカルスペース(空間)、任意のセット(集合)、当該トポロジカルスペース(空間)から当該セット(集合)への任意のサージェクション(全射)に対して、当該クオシエント(商)トポロジーは当該マップ(写像)をコンティヌアス(連続)にする唯一の最も密なトポロジーであるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。


本体


1: 記述


任意のトポロジカルスペース(空間)T、任意のセット(集合)S、任意のマップ(写像)f:TSに対して、S上のfに関するクオシエント(商)トポロジーOは、fをコンティヌアス(連続)にする唯一の最も密なトポロジーである、それが意味するのは、Oは単にある最も密なトポロジーであるだけでなく、fをコンティヌアス(連続)にする任意のトポロジーはOより疎である。


2: 証明


Oに等しくないがOより疎ではない任意のトポロジーOは、O内にないあるオープンセット(開集合)Uを持つ。Oの定義によって、f1(U)はオープン(開)でない。したがって、fはコンティヌアス(連続)ではない。


参考資料


<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>