2023年5月7日日曜日

272: コンパクトトポロジカルスペース(空間)たちのファイナイト(有限)プロダクトはコンパクトである

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コンパクトトポロジカルスペース(空間)たちのファイナイト(有限)プロダクトはコンパクトであることの記述

話題


About: トポロジカルスペース(空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のファイナイト(有限)数のコンパクトトポロジカルスペース(空間)たちのプロダクトはコンパクトであるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。


本体


1: 記述


任意のコンパクトトポロジカルスペース(空間)たちT1,T2,...,Tnに対して、プロダクトトポロジカルスペース(空間)T=T1×T2×...×Tnはコンパクトである。


2: 証明


第1に、n=2であるケースを考えよう。

Tの任意のオープンカバー(開被覆){UαT|αA}、ここで、Aはアンカウンタブルかもしれないあるインデックスたちセット(集合)、に対して、Uα=βBαU1,α,β×U2,α,β、ここで、Bααに依存するアンカウンタブルかもしれないあるインデックスたちセット(集合)。

各ポイントpT1に対して、サブセット(部分集合)Sp:={U1,α,β×U2,α,β|(α,β)Cp}}{U1,α,β×U2,α,β|αA,βBα}、ここで、Cpは以下を満たすアンカウンタブルかもしれないあるインデックスたちセット(集合)、つまり、各(α,β)Cpに対してpU1,α,β、がある。S2,p:={U2,α,β|(α,β)Cp}T2をカバーする。

S2,pに対して、あるファイナイト(有限)サブカバー{U2,α,β|(α,β)Dp}、ここで、DpCpはあるファイナイト(有限)インデックスたちセット(集合)、があり、各pに対して.対応する{U1,α,β×U2,α,β|(α,β)Dp}Spがある。

U1,p:=(α,β)DpU1,α,βT1上でオープン(開)、オープンセット(開集合)たちのファイナイト(有限)インターセクション(共通集合)として、を取ろう。{U1,p|pT1}T1をカバーし、あるファイナイト(有限)サブカバー{U1,p|pE}、ここで、ET1hあるファイナイト(有限)サブセット(部分集合)、がある。

F:={αA|βBα((α,β)Dp,pE)}、それはファイナイト(有限)インデックスたちセット(集合)、なぜなら、Eはファイナイト(有限)でDpは各pに対してファイナイト(有限)、を取ろう。

{Uα|αF}T1×T2をカバーする、なぜなら、任意の(p1,p2)T1×T2に対して、あるpEおよび各(α,β)Dpに対してp1U1,pU1,α,β、そして、ある(α,β)Dpに対してp2U2,α,β、なぜなら、{U2,α,β|(α,β)Dp}T2をカバーする、したがって、ある(α,β)Dpに対して(p1,p2)U1,α,β×U2,α,β、その一方で、U1,α,β×U2,α,βUα、ここで、αF

したがって、{Uα|αF}{Uα|αA}のファイナイト(有限)サブカバーである。

したがって、T1×T2はコンパクトである。

一般の任意のnに対して、T1×T2×...×Tn=(...(T1×T2)×...)×Tn任意のファイナイト(有限)数トポロジカルスペース(空間)たちのプロダクトは当該トポロジカルスペース(空間)たちのシーケンシャル(累次的)プロダクトたちに等しいという命題によって、しかし、T1×T2は上記パラグラフによってコンパクトである、すると、(T1×T2)×T3は上記パラグラフによってコンパクトである、等々と続く(厳密には、数学的帰納法を使えば良い)。したがって、T1×T2×...×Tnはコンパクトである。


参考資料


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