2023年8月20日日曜日

348: コンプレックス(複素)数たちユークリディアントポロジカルスペース(空間)からコンプレックス(複素)数たちユークリディアントポロジカルスペース(空間)の上へのコンジュゲーション(共役)はホメオモーフィズム(位相同形写像)である

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コンプレックス(複素)数たちユークリディアントポロジカルスペース(空間)からコンプレックス(複素)数たちユークリディアントポロジカルスペース(空間)の上へのコンジュゲーション(共役)はホメオモーフィズム(位相同形写像)であることの記述/証明

話題


About: トポロジカルスペース(空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、\(\mathbb{C}\)ユークリディアントポロジカルスペース(空間)から\(\mathbb{C}\)ユークリディアントポロジカルスペース(空間)の上へのコンジュゲーション(共役)はホメオモーフィズム(位相同形写像)であるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。


本体


1: 記述


\(\mathbb{C}\)ユークリディアントポロジカルスペース(空間)に対して、コンジュゲーション(共役)\(f: \mathbb{C} \rightarrow \mathbb{C}, c \mapsto \overline{c}\)はホメオモーフィズム(位相同形写像)であるという命題の記述および証明を得る。


2: 証明


\(f\)はバイジェクティブ(全単射)である、なぜなら、\(c_1 \neq c_2\)を満たす\(c_1, c_2 \in \mathbb{C}\)に対して、\(\overline{c_1} \neq \overline{c_2}\)、そして、任意の\(c_1 \in \mathbb{C}\)に対して、\(\overline{c_2} = c_1\)を満たす\(c_2 = \overline{c_1}\)がある。

\(c = r e^{\theta i}\)。\(\overline{c} = r e^{- \theta i}\)。\(\mathbb{R}^2\)上で、\(\begin{pmatrix} r cos \theta \\ r sin \theta \end{pmatrix} \mapsto \begin{pmatrix} r cos \theta \\ - r sin \theta \end{pmatrix}\)。それは、\(\begin{pmatrix} x_1 \\ x_2 \end{pmatrix} \mapsto \begin{pmatrix} x_1 \\ - x_2 \end{pmatrix}\)、それはコンティニュアス(連続)である。したがって、\(f\)はコンティニュアス(連続)である、\(\mathbb{C}\)ユークリディアントポロジカルスペース(空間)の定義によって。

インバース(逆)\(f^{-1}: \mathbb{C} \rightarrow \mathbb{C}\)は\(c \mapsto \overline{c}\)、それはコンティニュアス(連続)である、なぜなら、それはコンジュゲーション(共役)であるから。


3: 注


\(\mathbb{C}\)ユークリディアントポロジカルスペース(空間)は\(\mathbb{R}^2\)ユークリディアントポロジカルスペース(空間)、ここで、各\(c = r_1 + r_2 i\in \mathbb{C}\)は\((r_1, t_2) \in \mathbb{R}^2\)へマップ(写像)される、である、それが意味するのは、コンプレックス(複素)数たちの任意のセット(集合)はオープン(開)である、もしも、\(\mathbb{R}^2\)上のマップ(写像)されたイメージ(像)がオープン(開)である場合、そしてその場合に限って。


参考資料


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