2024年3月3日日曜日

493: バウンダリー(境界)付き\(C^\infty\)マニフォールド(多様体)たちの任意のサブセット(部分集合)たち間のマップ(写像)でバイジェクティブ(全単射)で各ポイントにおいてローカルにディフェオモーフィックであるものはディフェオモーフィズムである

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バウンダリー(境界)付き\(C^\infty\)マニフォールド(多様体)たちの任意のサブセット(部分集合)たち間のマップ(写像)でバイジェクティブ(全単射)で各ポイントにおいてローカルにディフェオモーフィックであるものはディフェオモーフィズムであることの記述/証明

話題


About: バウンダリー(境界)付き\(C^\infty\)マニフォールド(多様体)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のバウンダリー(境界)付き\(C^\infty\)マニフォールド(多様体)たちの任意のサブセット(部分集合)たち間の任意のマップ(写像)でバイジェクティブ(全単射)で各ポイントにおいてローカルにディフェオモーフィックであるものはディフェオモーフィズムであるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。


本体


1: 記述


任意の(空かもしれない)バウンダリー(境界)付き\(C^\infty\)マニフォールド(多様体)たち\(M_1, M_2\)、任意のサブセット(部分集合)たち\(S_1 \subseteq M_1, S_2 \subseteq M_2\)に対して、任意のマップ(写像)\(f: S_1 \to S_2\)でバイジェクティブ(全単射)で各ポイントにおいてローカルにディフェオモーフィックであるものはディフェオモーフィズムである。


2: 証明


\(f\)はバイジェクティブ(全単射)であるから、インバース(逆)\(f^{-1}: S_2 \to S_1\)がある。

\(f\)は\(C^\infty\)である、任意のバウンダリー(境界)付き\(C^\infty\)マニフォールド(多様体)たちの任意のサブセット(部分集合)たち間の任意のマップ(写像)で任意のポイントにおいてローカルにディフェオモーフィックであるものは当該ポイントにおいて\(C^\infty\)であるという命題によって。

各\(f (p) \in S_2\)に対して、以下を満たす\(p \in S_1\)のあるオープンネイバーフッド(開近傍)\(U_p \subseteq M_1\)および\(f (p)\)のあるオープンネイバーフッド(開近傍)\(U_{f (p)} \subseteq M_2\)、つまり、\(f \vert_{U_p \cap S_1}: U_p \cap S_1 \to U_{f (p)} \cap S_2\)はディフェオモーフィズムである、がある。それが意味するのは、以下を満たす\(f (p)\)のあるオープンネイバーフッド(開近傍)\(U_{f (p)} \subseteq M_2\)および\(p = f^{-1} (f (p)) \in S_1\)のあるオープンネイバーフッド(開近傍)\(U_p \subseteq M_1\)、つまり、\(f^{-1} \vert_{U_{f (p)} \cap S_2}: U_{f (p)} \cap S_2 \to U_p \cap S_1\)はディフェオモーフィズムである、があるということ、したがって、\(f^{-1}\)は各\(f (p)\)においてローカルにディフェオモーフィックであり、\(C^\infty\)である、任意のバウンダリー(境界)付き\(C^\infty\)マニフォールド(多様体)たちの任意のサブセット(部分集合)たち間の任意のマップ(写像)で任意のポイントにおいてローカルにディフェオモーフィックであるものは当該ポイントにおいて\(C^\infty\)であるという命題によって。

したがって、\(f\)はディフェオモーフィズムである。


参考資料


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