2024年4月21日日曜日

546: オリエンテイテッド(方向付けされた)アファインシンプレックス(単体)のフェイス

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オリエンテイテッド(方向付けされた)アファインシンプレックス(単体)のフェイスの定義

話題


About: ベクトルたちスペース(空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、オリエンテイテッド(方向付けされた)アファインシンプレックス(単体)のフェイスの定義を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
V: { 全てのリアル(実)ベクトルたちスペース(空間)たち }
{p0,...,pn}: V, {V 上のベースポイントたちの全てのアファインインディペンデント(独立)セット(集合)たち }
(p0,...,pn): = 当該オリエンテイテッド(方向づけされた)アファインシンプレックス(単体) 
face{j1,...,jl}((p0,...,pn)): =(1)j1...(1)jl(p0,...,pj1^,...,pjl^,...,pn)、ここで、{j1,...,jl}{0,...,n}、ここで、j1<...<jlで、ハットマークは当該要素が欠けていることを示す
//

コンディションたち:
//

face{j1,...,jl}((p0,...,pn))は、(p0,...,pn)(nl)-フェイスと呼ばれる((n+1)!/(l!(n+1l)!)個の(nl)-フェイスたちがある)。

0=lである時、face{}([p0,...,pn])=[p0,...,pn]は、[p0,...,pn]のフェイスの一種である。

0<lである時、face{j1,...,jl}([p0,...,pn])は、[p0,...,pn]のプロパー(真)フェイスと呼ばれる。

facej((p0,...,pn)):=face{j}((p0,...,pn))は、(p0,...,pn)j番目フェイスと呼ばれる。

(p0,...,pn)の任意のイーブン(偶)パリティパーミュテーション(並べ替え)σに対して(p0,...,pn)=(σ0,...,σn)であるから、(p0,...,pn)j番目フェイスは必ずしも(σ0,...,σn)j番目フェイスではない(pjσj)の時、そうではありえない)、しかし、あるkに対してpj=σkであり、実のところ、facej((p0,...,pn))=facek((σ0,...,σn))である('注'内で証明されている)。したがって、"j番目フェイス"という用語は、jが参照している代表の指定を必要とするが、除かれるベースポイントを指定したフェイスは代表に依存しない。

しかしながら、一般的な1<lケースたちに対しては、除かれるベースポイントたちを指定したある(nl)-フェイスは、表現に依存するかもしれない("注"で証明されている)。

face{j1,...,jl}((p0,...,pn))=facej1(...facejl((p0,...,pn)))である、しかし、右辺における順序は恣意的に変えることはできない(”注”にて証明されている)。


2: 自然言語記述


任意のリアル(実)ベクトルたちスペース(空間)V、ベースポイントたちの任意のアファインインディペンデント(独立)セット(集合){p0,...,pn}V、オリエンテイテッド(方向づけされた)アファインシンプレックス(単体)(p0,...,pn)に対して、(p0,...,pn)の任意の(nk)-フェイスface{j1,...,jl}((p0,...,pn))は、(1)j1...(1)jl(p0,...,pj1^,...,pjl^,...,pn)、ここで、{j1,...,jl}{0,...,n}、ここで、j1<...<jlで、ハットマークは当該要素が欠けていることを示す

(n+1)!/(l!(n+1l)!)個の(nl)-フェイスたちがある。

0=lである時、face{}([p0,...,pn])=[p0,...,pn]は、[p0,...,pn]のフェイスの一種である。

0<lである時、face{j1,...,jl}([p0,...,pn])は、[p0,...,pn]のプロパー(真)フェイスと呼ばれる。

facej((p0,...,pn)):=face{j}((p0,...,pn))は、(p0,...,pn)j番目フェイスと呼ばれる。


3: 注


(p0,...,pn)=(σ0,...,σn)である時、facej((p0,...,pn))=facek((σ0,...,σn))、ここで、pj=σk、であることを証明しよう。

一般性を失うことなく、jkであると仮定しよう。

(p0,...,pn)は、kjスイッチたちによって並べ替えられて、pjk番目位置にあるようになる: pjpj+1がスイッチされる; 次に、pjpj+2がスイッチされる; ...; そして、pjpkがスイッチされる。結果は、あるxスイッチたちによって並べ替えられて、(σ0,...,σn)になる: pjは既にk番目位置にあったから、それはその他のポイントたちのみを並べ替えている。kj+xはイーブン(偶)2mである、なぜなら、(p0,...,pn)(σ0,...,σn)は同一パリティを持つから。しかし、(p0,...,pj^,...,pn)xスイッチたちによって並べ替えられて、(σ0,...,σk^,...,σn)になる、明らかに、それが意味するのは、(σ0,...,σk^,...,σn)=(1)x(p0,...,pj^,...,pn)、それが意味するのは、(1)j(1)x(σ0,...,σk^,...,σn)=(1)j(1)x(1)x(p0,...,pj^,...,pn)、それが意味するのは、(1)j+x(σ0,...,σk^,...,σn)=(1)j(p0,...,pj^,...,pn)、しかし、k+j+x=kj+x+2j=2m+2j、それが意味するのは、j+xがイーブン(偶)である時は、kはイーブン(偶)であり、j+xがオッド(奇)である時は、kはオッド(奇)である、それが意味するのは、(1)j+x=(1)k、したがって、(1)k(σ0,...,σk^,...,σn)=(1)j(p0,...,pj^,...,pn)

jkは一般性を失わないと言ったのは、そうでなければ、代わりに、(σ0,...,σn)(p0,...,pn)へ並べ替えすればよいから。

1<lである任意の一般的な(nl)-フェイスケースに対しては、ある反例を見よう。(p0,p1,p2,p3)=(p3,p2,p1,p0)であるが、前者表現に対するp0,p3を除いたフェイスはface{0,3}((p0,p1,p2,p3))=(1)0(1)3(p1,p2)であるが、後者表現に対するp0,p3を除いたフェイスはface{0,3}((p3,p2,p1,p0))=(1)0(1)3(p2,p1)であり、それらは異なっている。

face{j1,...,jl}((p0,...,pn))=facej1(...facejl((p0,...,pn)))は明らかである、なぜなら、facejkjkより前の要素たちのインデックスたちに影響しない。しかしながら、face{0,3}((p0,p1,p2,p3))に対して、face3(face0(p0,p1,p2,p3))は非妥当でさえある(face3((1)0(p1,p2,p3))は非妥当である、なぜなら、p3は今やインデックス2を持つ)、そして、もしも、除かれるポイントたちを指定してface2(face0(p0,p1,p2,p3))を意味するとしても、face2(face0(p0,p1,p2,p3))=face2((1)0(p1,p2,p3))=(1)2(1)0(p1,p2)face{0,3}((p0,p1,p2,p3))=(1)0(1)3(p1,p2)である。


参考資料


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