クオシエント(商)セット(集合)の定義
話題
About: セット(集合)
この記事の目次
開始コンテキスト
- 読者は、セット(集合)上のイクイバレンスリレーション(同値関係)の定義を知っている。
ターゲットコンテキスト
- 読者は、クオシエント(商)セット(集合)の定義を得る。
オリエンテーション
本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。
本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。
本体
1: 構造化された記述
ここに'構造化された記述'のルールたちがある。
エンティティ(実体)たち:
\( S\): \(\in \{\text{ 全てのセット(集合)たち }\}\)
\( \sim\): \(\in \{S \text{ 上の全てのイクイバレンスリレーション(同値関係)たち }\}\)
\(*S / \sim\): \(= \{p \in Pow (S) \setminus \emptyset \vert \forall p', p'' \in p (p' \sim p'') \land \forall p' \in p, \forall p'' \in S \setminus p (\lnot p' \sim p'')\}\)
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コンディションたち:
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\(S / \sim\)はウェルデファインド(妥当に定義された)である、なぜなら、それは、妥当なフォーミュラを用いてサブセット(部分集合)アキシオム(公理)に基づいて定義されている。\(S / \sim\)が\(S\)をパーティション分けするかどうかは別の問題であるが、\(S / \sim\)は本当に\(S\)をパーティション分けする、"注"内に示されているとおり。
別の言葉で言うと、クオシエント(商)セット(集合)は、\(S\)の\(\sim\)によるイクイバレンス(同値)クラスたちのセット(集合)である。
2: 自然言語記述
任意のセット(集合)\(S\)、\(S\)上の任意のイクイバレンスリレーション(同値関係)\( \sim\)に対して、\(S / \sim = \{p \in Pow (S) \setminus \emptyset \vert \forall p', p'' \in p (p' \sim p'') \land \forall p' \in p, \forall p'' \in S \setminus p (\lnot p' \sim p'')\}\)
3: 注
\(S / \sim\)は\(S\)のパーティション分けである、それが意味するのは、\(S\)の各要素は\(S / \sim\)のある単一要素内に包含されているということ: 各\(p \in S\)に対して、\(S / \sim\)の要素 \([p]\)で\(\{p' \in S \vert p' \sim p\}\)によって定義されたものがある、なぜなら、各\(p', p'' \in [p]\)に対して、\(p' \sim p\)および\(p'' \sim p\)、それが意味するのは、\(p' \sim p''\)、そして、各\(p' \in [p], p'' \in S \setminus [p]\)に対して、\(p \sim p'\)および\(\lnot p \sim p''\)、それが意味するのは、\(\lnot p' \sim p''\)、なぜなら、もしも、\(p' \sim p''\)であったら、\(p \sim p''\)、矛盾; \(p\)は\(S / \sim\)の他のどの他の要素にも属さない、なぜなら、もしも、\(p\)が別の要素\([p'] \in S / \sim\)に属していたら、各要素\(p'' \in [p']\)に対して、\(p'' \sim p\)、それが意味するのは、\(p'' \in [p]\)、そして、各要素\(p'' \in [p]\)に対して、\(p'' \sim p\)、それが意味するのは、\(p'' \in [p']\)、したがって、\([p'] = [p]\)、結局のところ。