メトリックスペース(計量付き空間)上のポイントの周りのオープンボール(開球)の定義
話題
About: メトリックスペース(計量付き空間)
この記事の目次
開始コンテキスト
- 読者は、メトリックスペース(計量付き空間)の定義を知っている。
ターゲットコンテキスト
- 読者は、メトリックスペース(計量付き空間)上のポイントの周りのオープンボール(開球)の定義を得る。
オリエンテーション
本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。
本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。
本体
1: 構造化された記述
ここに'構造化された記述'のルールたちがある。
エンティティ(実体)たち:
\( T\): \(\in \{ \text{ 全てのメトリックスペース(計量付き空間)たち } \}\)
\( t\): \(\in T\)
\( \epsilon\): \(\in \mathbb{R} \setminus \{0\}\)
\(*B_{t, \epsilon}\): \(= \{t' \in T \vert dist (t, t') \lt \epsilon\}\)
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コンディションたち:
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2: 自然言語記述1
任意のメトリックスペース(計量付き空間)\(T\)、任意のポイント\(t \in T\)、任意の\(\epsilon \in \mathbb{R} \setminus \{0\}\)に対して、サブセット(部分集合)\(B_{t, \epsilon} = \{t' \in T \vert dist (t, t') \lt \epsilon\} \subseteq T\)
3: 注
当該オープンボール(開球)は、必ずしも、各\(r \lt \epsilon\)に対して、\(dist (t, p) = r\)であるあるポイント\(p \in B_{t, \epsilon}\)があることを意味しないが、それでよいのである。
あるサブスペース(部分空間)\(T \subseteq \mathbb{R}^d\)(\(\mathbb{R}^d\)はユークリディアンメトリックスペース(計量付き空間)とみなされている)、あるポイント\(t \in T\)、ある\(\epsilon\)に対して、\(B_{t, \epsilon}\)は\(\mathbb{R}^d\)上でのオープンボール(開球)ではないかもしれない、しかし、それは、\(T\)上のオープンボール(開球)である、問題なく: \(T\)上のオープンボール(開球)は\(\mathbb{R}^d\)上のオープンボール(開球)である必要はない。
ユークリディアントポロジカルスペース(空間)\(\mathbb{R}^d\)上のオープンボール(開球)たちは、ユークリディアンメトリックスペース(計量付き空間)\(\mathbb{R}^d\)上のオーブンボール(開球)たちに厳密に等しい。