2024年9月15日日曜日

774: エンベッデッドサブマニフォールド(部分多様体)に対するローカルスライスコンディションまたはエンベッデッドサブマニフォールド(部分多様体)、バウンダリー(境界)付き、に対するローカルスライスコンディションのフォーマライゼーション(定式化)

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エンベッデッドサブマニフォールド(部分多様体)に対するローカルスライスコンディションまたはエンベッデッドサブマニフォールド(部分多様体)、バウンダリー(境界)付き、に対するローカルスライスコンディションのフォーマライゼーション(定式化)の記述/証明

話題


About: Cマニフォールド(多様体)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、エンベッデッドサブマニフォールド(部分多様体)に対するローカルスライスコンディションまたはエンベッデッドサブマニフォールド(部分多様体)、バウンダリー(境界)付き、に対するローカルスライスコンディションのフォーマライゼーション(定式化)は妥当であるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
M: { the d ディメンショナル(次元) C マニフォールド(多様体)たち }
S: M
J: {1,...,d}で、|J|=dを満たすもの
k: J
s: S
λJ,r: :Pow(Rd)Pow(Rd), = 当該スライシングマップ(写像) 、ここで、rRdは任意のもの
λJ,r,k: :Pow(Rd)Pow(Rd), = 当該スライシングアンドハーフ化マップ(写像) 、ここで、rRdは任意のもの
πJ: :RdRd, = 当該プロジェクション(射影) 
//

ステートメント(言明)たち:
(
Sは、sにおいて、エンベッデッドサブマニフォールド(部分多様体)に対するローカルスライスコンディションを満たす

(UsM,ϕs){s の周りの M の全てのチャートたち }(ϕs(UsS)=λJ,ϕs(s)(ϕs(Us)))

(
(Us=UsS,ϕs=πJϕs|Us)は、対応するアダプティングチャート

ϕs(Us)=πJϕs(Us)=πJλJ,ϕs(s)(ϕs(Us))
)
)

(
Sは、sにおいて、エンベッデッドサブマニフォールド(部分多様体)、バウンダリー(境界)付き、に対するローカルスライスコンディションを満たす

(UsM,ϕs){s の周りの M の全てのチャートたち }(ϕs(UsS)=λJ,ϕs(s)(ϕs(Us))(ϕs(s)k=0ϕs(UsS)=λJ,ϕs(s),k(ϕs(Us))))

(
(Us=UsS,ϕs=πJϕs|Us)は、対応するアダプティングチャート

ϕs(Us)=πJϕs(Us)=πJλJ,ϕs(s)(ϕs(Us)) or πJλJ,ϕs(s),k(ϕs(Us))
)
)
//


2: 自然言語記述


任意のdディメンショナル(次元)Cマニフォールド(多様体)M、任意のサブセット(部分集合)SM、以下を満たす任意のサブセット(部分集合)J{1,...,d}、つまり、|J|=d、任意のkJ、任意のポイントsS、スライシングマップ(写像)λJ,r:Pow(Rd)Pow(Rd)、ここで、rRdは任意のもの、スライシングアンドハーフ化マップ(写像)λJ,r,k:Pow(Rd)Pow(Rd)、ここで、rRdは任意のもの、プロジェクション(射影)πJ:RdRdに対して、Sは、sにおいて、エンベッデッドサブマニフォールド(部分多様体)に対するローカルスライスコンディションを満たす、もしも、sの周りに以下を満たすあるチャート(UsM,ϕs)、つまり、ϕs(UsS)=λJ,ϕs(s)(ϕs(Us))、がある場合、そしてその場合に限って、そして、もしも、そうである場合、対応するアダプティングチャートは(Us=UsS,ϕs=πJϕs|Us)であり、ϕs(Us)=πJϕs(Us)=πJλJ,ϕs(s)(ϕs(Us)); Sは、sにおいて、エンベッデッドサブマニフォールド(部分多様体)、バウンダリー(境界)付き、に対するローカルスライスコンディションを満たす、もしも、sの周りに以下を満たすあるチャート(UsM,ϕs)、つまり、ϕs(UsS)=λJ,ϕs(s)(ϕs(Us))またはϕs(s)k=0ϕs(UsS)=λJ,ϕs(s),k(ϕs(Us))、がある場合、そしてその場合に限って、そして、そうである場合、対応するアダプティングチャートは(Us=UsS,ϕs=πJϕs|Us)であり、ϕs(Us)=πJϕs(Us)=πJλJ,ϕs(s)(ϕs(Us)) または πJλJ,ϕs(s),k(ϕs(Us))


3: 注


本命題に対するモチベーションは、エンベッデッドサブマニフォールド(部分多様体)に対するローカルスライスコンディションまたはエンベッデッドサブマニフォールド(部分多様体)、バウンダリー(境界)付き、に対するローカルスライスコンディションは通常自然言語たちで記述されるが、そうした記述は、当該コンディションへの整合や当該コンディションの帰結たちをチェックするのに便利でないこと。

"証明"は、'Sはエンベッデッドサブマニフォールド(部分多様体)、バウンダリー(境界)無しまたはバウンダリー(境界)付き、である、もしも、Sはローカルスライスコンディションを満たす場合、そして、その場合に限って'という命題の証明ではなく、当該フォーマライゼーション(定式化)が妥当であることの証明である。

バウンダリー(境界)付きケースに対してϕs(s)k=0を指定する必要がある理由は、そうでなければ、πJϕs(UsS)Hdのオープンサブセット(開部分集合)ではないことになること; その指定は重要事ではない、なぜなら、それは、単に、もしも、ϕs(s)k0であったら、当該チャートマップ(写像)を平行移動すればよいだけのこと; 実のところ、大抵の場合、ϕsは、ϕs(s)=0であるように選ばれる。


4: 証明


全体戦略: ステップ1: sにおける、エンベッデッドサブマニフォールド(部分多様体)に対するローカルスライスコンディションは当該フォーマライゼーション(定式化)に等しいことを見る; ステップ2: 当該アダプティングチャートは当該帰結たちを満たすことを見る; ステップ3: sにおける、エンベッデッドサブマニフォールド(部分多様体)、バウンダリー(境界)付き、に対するローカルスライスコンディションは当該フォーマライゼーション(定式化)に等しいことを見る; ステップ4: 当該アダプティングチャートは当該帰結たちを満たすことを見る。

ステップ1:

Let us suppose that Sは、sにおける、エンベッデッドサブマニフォールド(部分多様体)に対するローカルスライスコンディションを満たすと仮定しよう。

sの周りに以下を満たすあるチャート(UsM,ϕs)、つまり、ϕs(UsS)={rϕs(Us)|j{1,...,d}J(rj=cj)}、何らかのコンスタントcjRたちに対して、がある。

sUsSであるので、ϕs(s)ϕs(UsS)={rϕs(Us)|j{1,...,d}J(rj=cj)}、それが含意するのは、j{1,...,d}J(ϕs(s)j=cj)、それが意味するのは、{rϕs(Us)|j{1,...,d}J(rj=cj)}={rϕs(Us)|j{1,...,d}J(rj=ϕs(s)j)}=λJ,ϕs(s)(ϕs(Us))

したがって、ϕs(UsS)=λJ,ϕs(s)(ϕs(Us)))

Sは、(UsM,ϕs){ the charts around s of M' }(ϕs(UsS)=λJ,ϕs(s)(ϕs(Us)))を満たすと仮定しよう。

λJ,ϕs(s)(ϕs(Us))={rϕs(Us))|j{1,...,d}J(rj=ϕs(s)j)}cj:=ϕs(s)jたちはコンスタントたちであるので、Sは、sにおける、エンベッデッドサブマニフォールド(部分多様体)に対するローカルスライスコンディションを満たす。

ステップ2:

Sは、sにおける、エンベッデッドサブマニフォールド(部分多様体)に対するローカルスライスコンディションを満たすと仮定する。

対応するアダプティングチャートは(Us=UsS,ϕs=πJϕs|Us)(私たちは、それが本当にエンベッデッドサブマニフォールド(部分多様体)に対するチャートであること(それは、'Sはエンベッデッドサブマニフォールド(部分多様体)である、もしも、Sはローカルスライスコンディションを満たす場合、そして、その場合に限って'という命題の中で証明されるものである)をここで証明するつもりはない)。

ϕs(Us)=πJϕs|Us(Us)=πJϕs(Us)=πJϕs(UsS)=πJλJ,ϕs(s)(ϕs(Us))

ステップ3:

Sは、sにおける、エンベッデッドサブマニフォールド(部分多様体)、バウンダリー(境界)付き、に対するローカルスライスコンディションを満たすと仮定しよう。

sの周りに以下を満たすチャート(UsM,ϕs)、つまり、ϕs(UsS)={rϕs(Us)|j{1,...,d}J(rj=cj)}またはϕs(s)k=0ϕs(UsS)={rϕs(Us)|j{1,...,d}J(rj=cj)0rk}、何らかのコンスタントcjRたちに対して、がある。

sUsSであるから、ϕs(s)ϕs(UsS)={rϕs(Us)|j{1,...,d}J(rj=cj)} または {rϕs(Us)|j{1,...,d}J(rj=cj)0rk}、それが含意するのは、j{1,...,d}J(ϕs(s)j=cj)、それが意味するのは、{rϕs(Us)|j{1,...,d}J(rj=cj)}={rϕs(Us)|j{1,...,d}J(rj=ϕs(s)j)}=λJ,ϕs(s)(ϕs(Us)))および{rϕs(Us)|j{1,...,d}J(rj=cj)ϕs(s)krk}={rϕs(Us)|j{1,...,d}J(rj=ϕs(s)j)ϕs(s)krk}=λJ,ϕs(s),k(ϕs(Us)))

したがって、ϕs(UsS)=λJ,ϕs(s)(ϕs(Us)) または ϕs(s)k=0ϕs(UsS)=λJ,ϕs(s),k(ϕs(Us))

Sは、(UsM,ϕs){s の周りのM の全てのチャートたち }(ϕs(UsS)=λJ,ϕs(s)(ϕs(Us)) または ϕs(s)k=0ϕs(UsS)=λJ,ϕs(s),k(ϕs(Us)))を満たすと仮定する。

λJ,ϕs(s)(ϕs(Us)))={rϕs(Us))|j{1,...,d}J(rj=ϕs(s)j)}およびλJ,ϕs(s),k(ϕs(Us)))={rϕs(Us))|j{1,...,d}J(rj=ϕs(s)j)ϕs(s)krk}cj:=ϕs(s)jたちはコンスタントたちであり、ϕs(s)k=0ϕs(s)krk0rkであるとするので、Sは、sにおける、エンベッデッドサブマニフォールド(部分多様体)、バウンダリー(境界)付き、に対するローカルスライスコンディションを満たす。

ステップ4:

Sは、sにおける、エンベッデッドサブマニフォールド(部分多様体)、バウンダリー(境界)付き、に対するローカルスライスコンディションを満たすと仮定しよう。

対応するアダプティングチャートは(Us=UsS,ϕs=πJϕs|Us)である(私たちは、それが本当にエンベッデッドサブマニフォールド(部分多様体)、バウンダリー(境界)付き、に対するチャートであること(それは、'Sはエンベッデッドサブマニフォールド(部分多様体)、バウンダリー(境界)付き、である、もしも、Sはローカルスライスコンディションを満たす場合、そして、その場合に限って'という命題の中で証明されるものである)をここで証明するつもりはない)。

ϕs(Us)=πJϕs|Us(Us)=πJϕs(Us)=πJϕs(UsS)=πJλJ,ϕs(s)(ϕs(Us)) または πJλJ,ϕs(s),k(ϕs(Us))


参考資料


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