2024年12月22日日曜日

909: セット(集合)に対して、\(\sigma\)-アルジェブラ(多元環)たちのインターセクション(共通集合)は\(\sigma\)-アルジェブラ(多元環)である

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セット(集合)に対して、\(\sigma\)-アルジェブラ(多元環)たちのインターセクション(共通集合)は\(\sigma\)-アルジェブラ(多元環)であることの記述/証明

話題


About: メジャー(測度)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のセット(集合)に対して、任意の\(\sigma\)-アルジェブラ(多元環)たちのインターセクション(共通集合)は\(\sigma\)-アルジェブラ(多元環)であるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
\(S\): \(\in \{\text{ 全てのセット(集合)たち }\}\)
\(\{A_j \vert j \in J\}\): \(J \in \{\text{ 全てのアンカウンタブル(不可算)かもしれないインデックスセット(集合)たち }\}\), \(A_j \in \{S \text{ の全ての } \sigma \text{ -アルジェブラ(多元環)たち }\}\)
\(A\): \(= \cap_{j \in J} A_j\)
//

ステートメント(言明)たち:
\(A \in \{S \text{ 全ての } \sigma \text{ -アルジェブラ(多元環)たち }\}\)
//


2: 証明


全体戦略: ステップ1: \(A\)は\(\sigma\)-アルジェブラ(多元環)であるための諸要件たちを満たしていることを見る。

ステップ1:

1) \(S \in A\): 各\(j \in J\)に対して、\(S \in A_j\)、したがって、\(S \in \cap_{j \in J} A_j = A\)。

2) \(\forall a \in A (S \setminus a \in A)\): \(a \in A_j\)、各\(j \in J\)に対して、したがって、\(S \setminus a \in A_j\)、各\(j\)に対して、したがって、\(S \setminus a \in \cap_{j \in J} A_j = A\)。

3) \(\forall s: \mathbb{N} \to A (\cup_{j \in \mathbb{N}} s (j) \in A)\): \(s (k) \in A\)であるから、\(s (k) \in A_j\)、各\(j \in J\)に対して、したがって、\(s\)は\(: \mathbb{N} \to A_j\)、各\(j\)に対して、したがって、\(\cup_{k \in \mathbb{N}} s (k) \in A_j\)、各\(j\)に対して、したがって、\(\cup_{k \in \mathbb{N}} s (k) \in \cap_{j \in J} A_j = A\)。


参考資料


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