2024年12月22日日曜日

906: サブセット(部分集合)マイナスサブセット(部分集合)たちのユニオン(和集合)は、第1サブセット(部分集合)マイナス第2のかたまりのサブセット(部分集合)たちのインターセクション(共通集合)である

<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>

サブセット(部分集合)マイナスサブセット(部分集合)たちのユニオン(和集合)は、第1サブセット(部分集合)マイナス第2のかたまりのサブセット(部分集合)たちのインターセクション(共通集合)であることの記述/証明

話題


About: セット(集合)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のセット(集合)に対して、任意のサブセット(部分集合)マイナス任意のサブセット(部分集合)たちのユニオン(和集合)は、第1サブセット(部分集合)マイナス第2のかたまりのサブセット(部分集合)たちのインターセクション(共通集合)であるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
\(S\): \(\in \{\text{ 全てのセット(集合)たち }\}\)
\(S_1\): \(\subseteq S\)
\(\{S_{2, j} \subseteq S \vert j \in J\}\): \(J \in \{\text{ 全てのアンカウンタブル(不可算)かもしれないインデックスセット(集合)たち }\}\)
//

ステートメント(言明)たち:
\(S_1 \setminus \cup_{j \in J} S_{2, j} = \cap_{j \in J} (S_1 \setminus S_{2, j})\)
//


2: 証明


全体戦略: ステップ1: \(S_1 \setminus \cup_{j \in J} S_{2, j} \subseteq \cap_{j \in J} (S_1 \setminus S_{2, j})\)であることを見る; ステップ2: \(\cap_{j \in J} (S_1 \setminus S_{2, j}) \subseteq S_1 \setminus \cup_{j \in J} S_{2, j}\)であることを見る。

ステップ1:

\(p \in S_1 \setminus \cup_{j \in J} S_{2, j}\)は任意のものであるとしよう。

\(p \in S_1\)。\(p \notin \cup_{j \in J} S_{2, j}\)、したがって、\(p \notin S_{2, j}\)、各\(j \in J\)に対して。したがって、\(p \in S_1 \setminus S_{2, j}\)、各\(j\)に対して。したがって、\(p \in \cap_{j \in J} (S_1 \setminus S_{2, j})\)。

ステップ2:

\(p \in \cap_{j \in J} (S_1 \setminus S_{2, j})\)は任意のものであるとしよう。

\(p \in S_1 \setminus S_{2, j}\)、各\(j \in J\)に対して、したがって、\(p \in S_1\)および\(p \notin S_{2, j}\)、各\(j\)に対して、したがって、\(p \notin \cup_{j \in J} S_{2, j}\)、したがって、\(p \in S_1 \setminus \cup_{j \in J} S_{2, j}\)。


参考資料


<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>