2025年12月28日日曜日

1523: セット(集合)に対して、サブセット(部分集合)たちのユニオン(和集合)マイナスサブセット(部分集合)は、(前者サブセット(部分集合)たちの内の各々マイナス後者サブセット(部分集合))たちのユニオン(和集合)である

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セット(集合)に対して、サブセット(部分集合)たちのユニオン(和集合)マイナスサブセット(部分集合)は、(前者サブセット(部分集合)たちの内の各々マイナス後者サブセット(部分集合))たちのユニオン(和集合)であることの記述/証明

話題


About: セット(集合)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のセット(集合)に対して、任意のサブセット(部分集合)たちのユニオン(和集合)マイナス任意のサブセット(部分集合)は、(前者サブセット(部分集合)たちの内の各々マイナス後者サブセット(部分集合))たちのユニオン(和集合)であるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
\(S'\): \(\in \{\text{ 全てのセット(集合)たち }\}\)
\(J\): \(\in \{\text{ 全てのアンカウンタブル(不可算)かもしれないインデックスセット(集合)たち }\}\)
\(\{S_j \subseteq S' \vert j \in J\}\):
\(S\): \(\subseteq S'\)
//

ステートメント(言明)たち:
\((\cup_{j \in J} S_j) \setminus S = \cup_{j \in J} (S_j \setminus S)\)
//


2: 証明


全体戦略: ステップ1: 各\(s \in (\cup_{j \in J} S_j) \setminus S\)に対して、\(s \in \cup_{j \in J} (S_j \setminus S)\)であることを見る; ステップ2: 各\(s \in \cup_{j \in J} (S_j \setminus S)\)に対して、\(s \in (\cup_{j \in J} S_j) \setminus S\)であることを見る。

ステップ1:

\(s \in (\cup_{j \in J} S_j) \setminus S\)を任意のものとしよう。

\(s \in \cup_{j \in J} S_j\)、したがって、\(s \in S_j\)、ある\(j \in J\)に対して。

\(s \notin S\)。

したがって、\(s \in S_j \setminus S\)、その\(j\)に対して。

したがって、\(s \in \cup_{j \in J} (S_j \setminus S)\)。

ステップ2:

\(s \in \cup_{j \in J} (S_j \setminus S)\)を任意のものとしよう。

\(s \in S_j \setminus S\)、ある\(j \in J\)に対して。

したがって、\(s \in S_j\)、当該\(j\)に対して、そして、\(s \notin S\)。

したがって、\(s \in \cup_{j \in J} S_j\)。

したがって、\(s \in (\cup_{j \in J} S_j) \setminus S\)。


参考資料


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