2026年4月5日日曜日

1709: アンカウンタブル(不可算)数のポジティブ(正)リアルナンバー(実数)たちの合計はインフィニティ(無限)である

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アンカウンタブル(不可算)数のポジティブ(正)リアルナンバー(実数)たちの合計はインフィニティ(無限)であることの記述/証明

話題


About: メトリックスペース(計量付き空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のアンカウンタブル(不可算)数のポジティブ(正)リアルナンバー(実数)たちの合計はインフィニティ(無限)であるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
\(J\): \(\in \{\text{ 全てのアンカウンタブル(不可算)インデックスセット(集合)たち }\}\)
\( \mathbb{R}\): \(= \text{ 当該ユークリディアンメトリックスペース(計量付き空間) }\)で、カノニカル(正典)リニアオーダリング(線形順序)を持つもの
\(\{r_j \in (0, \infty) \subseteq \mathbb{R} \vert j \in J\}\):
//

ステートメント(言明)たち:
\(\sum_{j \in J} r_j = \infty\)
//


2: 証明


全体戦略: ステップ1: 各\(M \in \mathbb{R}\)に対して、以下を満たすあるカウンタブル(可算)サブセット(部分集合)\(J^` \subseteq J\)、つまり、\(M \lt \sum_{j \in J^`} r_j\)、があることを見る。.

ステップ1:

\(\sum_{j \in J} r_j = \infty\)が意味するのは、\(\{\sum_{j \in J^`} r_j \vert J^` \in \{ J \text{ の全てのカウンタブル(可算)サブセット(部分集合)たち }\}\}\) in \(\mathbb{R}\)のサプリマム(上限)は無いこと、それは、口語的には、"当該サプリマム(上限)は\(\infty\)である"と表現される。

それが厳密に意味することは、各\(M \in \mathbb{R}\)に対して、以下を満たすあるカウンタブル(可算)サブセット(部分集合)\(J^` \subseteq J\)、つまり、\(M \lt \sum_{j \in J^`} r_j\)、があること。

\(M \in \mathbb{R}\)を任意のものとしよう。

各\(n \in \mathbb{N} \setminus \{0\}\)に対して、\(J_n := \{j \in J \vert 1 / n \lt r_j\}\)を取ろう。

\(J_n\)はファイナイト(有限)であるかもしれないしインフィニット(無限)であるかもしれない。

\(J_n\)は、各\(n\)に対してファイナイト(有限)ではあり得ないことを見よう。

\(J = \cup_{n \in \mathbb{N} \setminus \{0\}} J_n\)、なぜなら、各\(j \in J\)に対して、\(1 / n \lt r_j\)、ある\(n\)に対して、したがって、\(j \in J_n\)、したがって、\(J \subseteq \cup_{n \in \mathbb{N} \setminus \{0\}} J_n\)、その一方で、\(\cup_{n \in \mathbb{N} \setminus \{0\}} J_n \subseteq J\)は明らかである。

もしも、\(J_n\)が各\(n\)に対してファイナイト(有限)であったら、\(J\)はカウンタブル(可算)であることになる、ファイナイト(有限)セット(集合)たちのカウンタブル(可算)ユニオン(和集合)として、矛盾、したがって、少なくとも\(1\)個のインフィニット(無限)\(J_n\)がある。

\(J_n\)がインフィニット(無限)であると仮定しよう。

\(J_n\)がアンカウンタブル(不可算)である時、そのあるインフィニット(無限)カウンタブル(可算)サブセット(部分集合)がある、再び、\(J_n\)と表記して。

\(\vert J_n \vert / n = \sum_{j \in J_n} 1 / n \lt \sum_{j \in J_n} r_j\)。

しかし、左辺は発散する、したがって、右辺は発散する、したがって、\(M \lt \sum_{j \in J_n} r_j\)。

したがって、以下を満たすある\(J^` := J_n\)、つまり、\(M \lt \sum_{j \in J^`} r_j\)、がある。

したがって、\(\sum_{j \in J} r_j = \infty\)。


参考資料


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