2023年2月19日日曜日

207: トポロジカルサブスペース(部分空間)上でパスコネクテッド(連結された)である2ポイントたちは、より大きなサブスペース(部分空間)上でパスコネクテッド(連結された)であ

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トポロジカルサブスペース(部分空間)上でパスコネクテッド(連結された)である2ポイントたちは、より大きなサブスペース(部分空間)上でパスコネクテッド(連結された)であることの記述/証明

話題


About: トポロジカルスペース(空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のトポロジカルサブスペース(部分空間)上でパスコネクテッド(連結された)である任意の2ポイントたちは任意のより大きなサブスペース(部分空間)上でパスコネクテッド(連結された)であるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。


本体


1: 記述


任意のトポロジカルスペース(空間)\(T\)、任意のサブスペース(部分空間)\(T_1 \subseteq T\)、\(T_1\)上でパスコネクテッド(連結された)である任意の2ポイントたち\(p_1, p_2 \in T_1\)に対して、\(p_1\)と\(p_2\)は、\(T_1 \subseteq T_2 \subseteq T\)である任意のより大きなサブスペース(部分空間)\(T_2\)上でパスコネクテッド(連結された)である。


2: 証明


任意の2ポイントたちは任意のトポロジカルスペース(空間)上でパスコネクテッド(連結された)である、もしも、当該トポロジカルスペース(空間)上に当該2ポイントたちをコネクト(連結)するパスがある場合、そしてその場合に限ってという命題によって、以下を満たすあるパス\(\lambda: [0, 1] \rightarrow T_1\)、つまり、\(\lambda (0) = p_1\)および\(\lambda (1) = p_2\)、がある。\(\lambda ([0, 1]) \subseteq T_1 \subseteq T_2\)。\(\lambda\)のコドメイン(余域)についてのエクスパンション(拡張)である\({\lambda}': [0, 1] \rightarrow T_2\)は\(T_2\)上のパスである、任意のコンティニュアス(連続)マップ(写像)のコドメイン(余域)についてのエクスパンション(拡張)はコンティニュアス(連続)であるという命題任意の2ポイントたちは任意のトポロジカルスペース(空間)上でパスコネクテッド(連結された)である、もしも、当該トポロジカルスペース(空間)上に当該2ポイントたちをコネクト(連結)するパスがある場合、そしてその場合に限ってという命題によって、\(p_1\)と\(p_2\)は\(T_2\)上でパスコネクテッド(連結された)である。


参考資料


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