バイジェクション(全単射)に対して、マップ(写像)のインバース(逆)の下でのサブセット(部分集合)のプリイメージ(前像)はマップ(写像)の下でのサブセット(部分集合)のイメージ(像)であることの記述/証明
話題
About: セット(集合)
この記事の目次
開始コンテキスト
ターゲットコンテキスト
- 読者は、任意のバイジェクション(全単射)に対して、当該マップ(写像)のインバース(逆)の下での任意のサブセット(部分集合)のプリイメージ(前像)は当該マップ(写像)の下での当該サブセット(部分集合)のイメージ(像)であるという命題の記述および証明を得る。
オリエンテーション
本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。
本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。
本体
1: 記述
任意のセット(集合)たち\(S_1\)および\(S_2\)、任意のバイジェクション(全単射)\(f: S_1 \rightarrow S_2\)、任意のサブセット(部分集合)\(S_3 \subseteq S_1\)に対して、\(f\)のインバース(逆)の下での\(S_3\)のプリイメージ(前像)は\(f\)の下での\(S_3\)のイメージ(像)である、つまり、\((f^{-1})^{-1} (S_3) = f (S_3)\)。
2: 証明
任意の\(p \in (f^{-1})^{-1} (S_3)\)に対して、\(f^{-1} (p) \in S_3\)、\(p \in f (S_3)\); 任意の\(p \in f (S_3)\)に対して、\(f^{-1} (p) \in f^{-1} (f (S_3)) = S_3\)、ここで、左の\(f^{-1}\)はインバース(逆)のオペレーションであり、右の\(f^{-1}\)はプリイメージ(前像)である、任意のマップ(写像)に対して、任意のサブセット(部分集合)のマップ(写像)後のプリイメージ(前像)のコンポジション(合成)はアイデンティカル(恒等)である、もしも、マップ(写像)が引数セット(集合)イメージ(像)に関してインジェクティブ(単射)である場合という命題によって、\(p \in (f^{-1})^{-1} (S_3)\)。