2023年3月12日日曜日

232: セカンドカウンタブル(可算)トポロジカルスペース(空間)のサブスペース(部分空間)はセカンドカウンタブル(可算)である

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セカンドカウンタブル(可算)トポロジカルスペース(空間)のサブスペース(部分空間)はセカンドカウンタブル(可算)であることの記述/証明

話題


About: トポロジカルスペース(空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のセカンドカウンタブル(可算)トポロジカルスペース(空間)の任意のサブスペース(部分空間)はセカンドカウンタブル(可算)であるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。


本体


1: 記述


任意のセカンドカウンタブル(可算)トポロジカルスペース(空間)\(T\)に対して、任意のサブスペース(部分空間)\(T_1 \subseteq T\)はセカンドカウンタブル(可算)である。


2: 証明


\(T\)はあるカウンタブル(可算)ベーシス(基底)\(B\)を持つ。任意のトポロジカルスペース(空圧式)に対して、任意のベーシス(基底)と任意のサブスペース(部分空間)のインターセクション(共通集合)はサブスペース(部分空間)に対するベーシス(基底)であるという命題によって、\(T_1\)は\(B\)と\(T_1\)のインターセクション(共通集合)をベーシス(基底)\(B_1\)として持つ。\(B_1\)の各要素は\(B\)のある要素に対応するから、\(B_1\)はカウンタブル(可算)である。


参考資料


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