2023年3月26日日曜日

245: クウォシェント(商)マップ(写像)に対して、コドメイン(余域)サブセット(部分集合)はクローズド(閉)である、もしも、サブセット(部分集合)のプリイメージ(前像)がクローズド(閉)である場合

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クウォシェント(商)マップ(写像)に対して、コドメイン(余域)サブセット(部分集合)はクローズド(閉)である、もしも、サブセット(部分集合)のプリイメージ(前像)がクローズド(閉)である場合、ことの記述/証明

話題


About: トポロジカルスペース(空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のクウォシェント(商)マップ(写像)に対して、任意のコドメイン(余域)サブセット(部分集合)はクローズド(閉)である、もしも、当該サブセット(部分集合)のプリイメージ(前像)がクローズド(閉)である場合という命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。


本体


1: 記述


任意のトポロジカルスペース(空間)たちT1およびT2、任意のクウォシェント(商)マップ(写像)f:T1T2、任意のサブセット(部分集合)ST2に対して、Sはクローズド(閉)である、もしも、f1(S)がクローズド(閉)である場合。


2: 証明


f1(S)はクローズド(閉)であると仮定する。f1(T2S)=T1f1(S)任意のマップ(写像)の、コドメイン(余域) マイナス 任意のコドメイン(余域)サブセット(部分集合)のプリイメージ(前像)は、ドメイン(定義域) マイナス そのサブセット(部分集合)のプリイメージ(前像)であるという命題によって。T1f1(S)はオープン(開)であるから、クウォシェント(商)マップ(写像)の定義によって、T2Sはオープン(開)である。したがって、Sはクローズド(閉)である。


参考資料


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