シリンダー(円柱)のクオシエント(商)でアンチポーダル(対心)ポイントたちを同定したものはメビウスバンド(帯)とホメオモーフィック(位相同形写像)であることの記述/証明
話題
About: トポロジカルスペース(空間)
この記事の目次
開始コンテキスト
- 読者は、メビウスバンド(帯)の定義を知っている。
- 読者は、セット(集合)上の、マップ(写像)に関するクオシエント(商)トポロジーの定義を知っている。
- 読者は、クウォシェント(商)マップ(写像)のユニバーサルプロパティを認めている。
ターゲットコンテキスト
-
読者は、
シリンダー(円柱)のクオシエント(商)でアンチポーダル(対心)ポイントたちを同定したものはメビウスバンド(帯)とホメオモーフィック(位相同形写像)であるという命題の記述および証明を得る。
オリエンテーション
本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。
本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。
本体
1: 記述
2: 証明
以下のマップ(写像)を考えよう、つまり、
したがって、
以下のクオシエント(商)マップ(写像)たちがある、
任意のポイント
もしも、
もしも、
もしも、
したがって、
任意のポイント
もしも、
もしも、
もしも、
もしも、
もしも、
したがって、
3: 注1
メビウスバンド(帯)またはもっと一般に任意の3次元ユークリディアンスペース(空間)内にエンベッデッドな(埋め込まれた)任意の2次元トポロジカルスペース(空間)に関する落とし穴は、スペース(空間)は表と裏を持つと考えること、それは当該スペース(空間)がオリエンテッドか否かの問題ではなく。表にあるポイントと裏に対応するポイントが2つの異なるポイントたちとしてあるとイメージすることだ。
その誤解は起こりがちなのは、ある1枚の紙を当該スペース(空間)としてイメージするからのようだ。その1枚の紙は表と裏を持っており、表にあるカーブを描く時、裏は空白で、裏には別のカーブを描ける。
その1枚の紙が表と裏を持つのは、それは実際には厚みを持つ3次元オブジェクトだからだ。
メビウスバンド(帯)の紙モデルを持っているときのある落とし穴は、メビウスバンド(帯)上にあるカーブを描く時、当該カーブは、当該紙片上の開始ポイントに戻って初めて、開始ポイントに戻ると考えることである。違う、当該紙片上の当該カーブが開始ポイントの裏のポイントへ行った時、当該カーブは当該スペース(空間)上で既に開始ポイントへ戻ったのだ。
4: 対応たちを理解する
私たちは既に、メビウスバンド(帯)とシリンダー(円柱)のクウォシェント(商)の間のポイントたちの対応たちをフォーミュラとして知っているが、直感的に言って、その対応たちは即座に明らかというわけではない。例えば、メビウスバンド(帯)上のあるサークル(円)はシリンダー(円柱)のクウォシェント(商)上のどこにあるのだろう?
私たちは、シリンダー(円柱)のクウォシェント(商)を、"証明"内に挙げられた、ポイントたちのユニークな代表たち、を通して考える、それが意味するのは、私たちは、シリンダー(円柱)の
メビウスバンド(帯)のボーダー(境界)は実のところ単1のサークル(円)であり、それは、シリンダー(円柱)上の
メビウスバンド(帯)上の中央サークル(円)はシリンダー(円柱)上のどこにあるのか?
メビウスバンド(帯)上のそれは
いずれにせよ、
メビウスバンド(帯)上の'非中央'サークル(円)はシリンダー(円柱)上のどこにいるのか?
例えば、メビウスバンド(帯)上の
当該'非中央'カーブがねじ曲げられて紙片の裏上で開始ポイントへ戻るようにされたどうだろうか?
メビウスバンド(帯)上の、中央サークル(円)へ垂直な、ボーダー(境界)上の2ポイントたちを接続するラインセグメント(線分)のことを考えよう(このラインセグメント(線分)のことを私たちは'クロスラインセグメント(線分)'と呼ぼう)。
例えば、それは、
紙片の裏上で、'非中央'カーブをねじ曲げて開始ポイントへ戻るようにするために、私たちは、
シリンダー(円柱)のクウォシェント(商)スペース(空間)が本当にオリエンテッドでないことを見よう。
メビウスバンド(帯)の中央サークル(円)のことを考えよう。シリンダー(円柱)上の
注意として、メビウスバンド(帯)上の任意の'非中央'サークル(円)に対しては、ベーシス(基底)は元のベーシス(基底)へ戻る、それは妙なことでは全くない、なぜなら、それは、紙片の表上で開始ポイントへ戻ることに相当するから。当該'非中央'カーブを紙片の裏上で閉じるようにするには、当該カーブはねじ曲げられなければならない、それが意味するのは、当該カーブは
5: 注2
ボーダー(境界)上のあるポイントをボーダー(境界)上の別のポイントへ接続する任意のカーブのことを考える時、2つのタイプたちがある: 1) 当該カーブは一部のポイントたちを閉じ込める; 2) 当該カーブはどのポイントも閉じ込めない。"閉じ込める"が意味するのは、当該スペース(空間)上の何らかの2ポイントたちは、当該カーブを横切らないパスでパスコネクト(接続)されることができない、ということ。
以下は、一部のポイントたちを閉じ込める例だ。
注意として、それは、当該2ポイントたちが同じ
以下は、どのポイントも閉じ込めない例だ。
それは、真っ直ぐな(非メビウス)バンド(帯)に対しては明らかであるように思われる。真っ直ぐなバンド(帯)は2つのボーダー(境界)たちを持ち、直感的には、同一ボーダー(境界)上の2ポイントたちをコネクト(接続)するカーブは一部のポイントたちを閉じ込め、他方で、別々のボーダー(境界)たち上の2ポイントたちをコネクト(接続)するカーブは何らのポイントも閉じ込めない。
しかし、メビウスバンド(帯)は1つしかボーダー(境界)を持たず、カーブたちはその点においては区別はない、しかし、それでも、一部のカーブたちは一部のポイントたちを閉じ込め、その他のカーブたちは何らのポイントも閉じ込めない。