376: サブスペース(部分空間)トポロジーの特性プロパティ
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サブスペース(部分空間)トポロジーの特性プロパティの記述/証明
話題
About:
トポロジカルスペース(空間)
この記事の目次
開始コンテキスト
ターゲットコンテキスト
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読者は、任意のトポロジカルスペース(空間)の任意のサブスペース(部分空間)に対して、任意のトポロジカルスペース(空間)から当該サブスペース(部分空間)への任意のマップ(写像)はコンティニュアス(連続)である、もしも、当該マップ(写像)の後に当該サブスペース(部分空間)の当該スーパースペース(空間)へのインクルージョン(封入)を行なうコンポジション(合成)がコンティニュアス(連続)である場合、そしてその場合に限って、そして、当該サブスペース(部分空間)トポロジーは、当該サブスペース(部分空間)にそのプロパティを持たせるユニークなトポロジーであるという命題の記述および証明を得る。
オリエンテーション
本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。
本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。
本体
1: 記述
任意のトポロジカルスペース(空間)および任意のサブスペース(部分空間)に対して、任意のトポロジカルスペース(空間)からのマップ(写像)はコンティニュアス(連続)である、もしも、、ここで、はインクルージョン(封入)マップ(写像)、がコンティニュアス(連続)である場合、そしてその場合に限って。そして、当該サブスペース(部分空間)トポロジーは当該サブスペース(部分空間)にそのプロパティを持たせるユニークなトポロジーである。
2: 証明
はコンティニュアス(連続)であると仮定しよう。任意のオープンセット(開集合)に対して、、ここで、は上でオープン(開)である、サブスペース(部分空間)トポロジーの定義によって。、なぜなら、。したがって、はオープン(開)である、したがって、はコンティニュアス(連続)である。
はコンティニュアス(連続)であると仮定しよう。任意のオープンセット(開集合)に対して、。したがって、はオープン(開)である、したがって、はコンティニュアス(連続)である。
はのセット(集合)を持つがサブスペース(部分空間)トポロジーではないかもしれないトポロジーを持ち当該プロパティを持つと仮定しよう。をであると取りをアイデンティマップ(恒等写像)であると取ろう。すると、はコンティニュアス(連続)であり、はコンティニュアス(連続)である。任意のオープンセット(開集合)に対して、は上でオープン(開)である。したがって、はサブスペース(部分空間)トポロジーかそれより大きなトポロジーを持つ。を( サブスペース(部分空間)トポロジーを持つ)であると取り、をアイデンティマップ(恒等写像)であると取ろう。任意のに対して、、上でオープン(開)。したがって、はコンティニュアス(連続)であり、はコンティニュアス(連続)である。任意のオープンセット(開集合)に対して、は上でオープン(開)である。したがって、\(T'_3\はより大きなトポロジーは持たない、結局。
参考資料
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