2023年11月19日日曜日

412: ベクトルたちバンドル(束)に対して、ベーススペース(空間)上のチャートオープンサブセット(開部分集合)は必ずしもトリビアライジングオープンサブセット(開部分集合)ではない(多分)

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ベクトルたちバンドル(束)に対して、ベーススペース(空間)上のチャートオープンサブセット(開部分集合)は必ずしもトリビアライジングオープンサブセット(開部分集合)ではない(多分)ことの記述/証明

話題


About: \(C^\infty\)マニフォールド(多様体)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のベクトルたちバンドル(束)に対して、ベーススペース(空間)上のあるチャートオープンサブセット(開部分集合)は必ずしもトリビアライジングオープンサブセット(開部分集合)ではない(多分)という命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。


本体


1: 記述


任意の\(C^\infty\)マニフォールド(多様体)\(M\)、任意のベクトルたちバンドル(束)\(\pi: E \rightarrow M\)、任意のチャートオープンサブセット(開部分集合)\(U\)に対して、\(U\)は必ずしもトリビアライジングオープンサブセット(開部分集合)ではない(多分)。"多分"が意味するのは、少なくとも現段階では、全てのチャートオープンサブセット(開部分集合)がトリビアライジングオープンサブセット(開部分集合)であるとする何らの証明も知らない、したがって、私はそう想定することができない。


2: 証明(未完成)


反例を示す必要があることは知っているが、今のところそうできていない。

少なくとも、\(C^\infty\)ベクトルたちバンドル(束)の定義は、ベーススペース(空間)上の全てのチャートオープンサブセット(開部分集合)がトリビアライジングオープンサブセット(開部分集合)であるように直接には要求しておらず、ベーススペース(空間)上の全てのチャートオープンサブセット(開部分集合)がトリビアライジングオープンサブセット(開部分集合)であるよう含意されていることはなさそうに思われる、初見では。


参考資料


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