2023年11月26日日曜日

417: グループ(群)ホモモーフィズム(準同形写像)に対するファンダメンタル(基本的)定理

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グループ(群)ホモモーフィズム(準同形写像)に対するファンダメンタル(基本的)定理の記述/証明

話題


About: グループ(群)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、グループ(群)ホモモーフィズム(準同形写像)に対するファンダメンタル(基本的)定理: 任意のグループ(群)(第1グループ(群))、当該グループ(群)の任意のノーマル(正規)サブグループ(群)(第2グループ(群))によるクウォシェント(商)グループ(群)、第1グループ(群)から任意のグループ(群)(第3グループ(群))の中への任意のグループ(群)ホモモーフィズム(準同形写像)( 第1グループ(群)ホモモーフィズム(準同形写像))でそのカーネルが第2グループ(群)を包含するものに対して、当該クウォシェント(商)グループ(群)から第3グループ(群)の中への以下を満たすユニークなグループ(群)ホモモーフィズム(準同形写像)(第2ホモモーフィズム(準同形写像))、つまり、第1グループ(群)ホモモーフィズム(準同形写像)は第1グループ(群)から当該クウォシェント(商)グループ(群)の上へのカノニカル(自然な)ホモモーフィズム(準同形写像)の後に第2グループ(群)ホモモーフィズム(準同形写像)を作用させるコンポジション(合成)である、があるという命題の記述および証明を得る。。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。


本体


1: 記述


任意のグループ(群)G1、任意のノーマル(正規)サブグループ(部分群)G2G1G1G2によるクウォシェント(商)グループ(群)G1/G2、カノニカル(自然な)グループ(群)ホモモーフィズム(準同形写像)π:G1G1/G2、任意のグループ(群)G3、以下を満たす任意のグループ(群)ホモモーフィズム(準同形写像)f:G1G3、つまり、G2kerf、に対して、以下を満たすユニークなグループ(群)ホモモーフィズム(準同形写像)f:G1/G2G3、つまり、f=fπ、がある。


2: 証明


任意のgG1に対して、(f' := g G_2 \mapsto f (g)\)を定義しよう。fgG2からのgの選択に依存しないことを確かめよう。任意の2要素たちg,ggG2に対して、gG2=gG2であるから、以下を満たすg2,g2G2、つまり、gg2=gg2、がある。g=gg2g21f(g)=f(gg2g21)=f(g)f(g2g21)=f(g)、なぜなら、fはグループ(群)ホモモーフィズム(準同形写像)でありG2kerf。したがって、fは選択に依存しない。任意のgG1に対してfπ(g)=f(gG2)=f(g)、したがって、fπ=f

fはグループ(群)ホモモーフィズム(準同形写像)であることを確かめよう。f(eG2)=f(e)=e、ここで、eはアイデンティティ要素たち。f((gG2)(gG2))=f(ggG2)=f(gg)=f(g)f(g)=f(gG2)f(gG2)。したがって、fはグループ(群)ホモモーフィズム(準同形写像)である、任意のグループ(群)たちマップ(写像)でアイデンティティをアイデンティティへマップ(写像)し任意のマルチプリケーション(積)をマルチプリケーション(積)へマップ(写像)するものはグループ(群)ホモモーフィズム(準同形写像)であるという命題によって。

fはユニークであることを確かめよう。別のfがあったと仮定しよう。fπ=fπfπ(g)=f(gG2)=fπ(g)=f(gG2)。したがって、f=f


参考資料


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