2023年12月3日日曜日

423: ファイナイト(有限)プロダクトトポロジカルスペース(空間)に対して、ネイバーフッド(近傍)たちのプロダクトはネイバーフッド(近傍)である

<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>

ファイナイト(有限)プロダクトトポロジカルスペース(空間)に対して、ネイバーフッド(近傍)たちのプロダクトはネイバーフッド(近傍)であることの記述/証明

話題


About: トポロジカルスペース(空間)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のファイナイト(有限)プロダクトトポロジカルスペース(空間)に対して、任意の構成要素ネイバーフッド(近傍)たちのプロダクトはネイバーフッド(近傍)であるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。


本体


1: 記述


任意のファイナイト(有限)数トポロジカルスペース(空間)たちT1,T2,...,Tn、プロダクトT=T1×T2×...×Tn、任意のポイントp=(p1,p2,...,pn)T{pj|j{1,2,...,n}}の任意のネイバーフッド(近傍)たち{NpjTj|j{1,2,...,n}}に対して、Np=Np1×Np2×...×NpnTpのネイバーフッド(近傍)である。


2: 証明


確かに、pNp

jに対して、pjの以下を満たすあるオープンネイバーフッド(開近傍)UpjTj、つまり、UpjNpj、がある、ポイントのネイバーフッド(近傍)の定義によって。Up:=Up1×Up2×...×UpnNppUp、そして、Uppのオープンネイバーフッド(開近傍)である、プロダクトトポロジーの定義によって。

したがって、Nppのネイバーフッド(近傍)である。


3: 注


あるインフィニット(無限)プロダクトトポロジカルスペース(空間)に対しては、当該ロジックは当てはまらない、なぜなら、UpTのオープンサブセット(開部分集合)ではないであろう、なぜなら、×αAUpαはオープン(開)ではないであろう、Upαたちの内のあるファイナイト(有限)数のものだけがTαと違うのでない限り。


参考資料


<このシリーズの前の記事 | このシリーズの目次 | このシリーズの次の記事>