2024年2月18日日曜日

477: バウンダリー(境界)付きCマニフォールド(多様体)たちの任意のサブセット(部分集合)たち間のマップ(写像)に対して、マップ(写像)はポイントにおいてCkである、もしも、ポイントのサブスペース(部分空間)オープンネイバーフッド(開近傍)ドメイン(定義域)についてのリストリクション(制限)がポイントにおいてCkである場合

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バウンダリー(境界)付きCマニフォールド(多様体)たちの任意のサブセット(部分集合)たち間のマップ(写像)に対して、マップ(写像)はポイントにおいてCkである、もしも、ポイントのサブスペース(部分空間)オープンネイバーフッド(開近傍)ドメイン(定義域)についてのリストリクション(制限)がポイントにおいてCkである場合、ことの記述/証明

話題


About: Cマニフォールド(多様体)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、バウンダリー(境界)付き任意のCマニフォールド(多様体)たちの任意のサブセット(部分集合)たち間の任意のマップ(写像)に対して、当該マップ(写像)は任意のポイントにおいてCkである、もしも、当該ポイントの任意のサブスペース(部分空間)オープンネイバーフッド(開近傍)ドメイン(定義域)についてのリストリクション(制限)が当該ポイントにおいてCkである場合 、ここで、kを含む、という命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義の一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題の一覧があります。


本体


1: 記述


(空かもしれない)バウンダリー付き任意のCマニフォールド(多様体)たちM1,M2、任意のサブセット(部分集合)たちS1M1,S2M2、任意のポイントpS1、任意のナチュラルナンバー(自然数)(0を含む)または k、任意のマップ(写像)f:S1S2に対して、fpにおいて(C^k\)である、もしも、pS1上における以下を満たすあるオープンネイバーフッド(開近傍)US1、つまり、f|U:US2pにおいてCkである、がある場合。


2: 証明


k=0であると仮定しよう。

f(p)の任意のオープンネイバーフッド(開近傍)Uf(p)S2に対して、pの以下を満たすあるオープンネイバーフッド(開近傍)UpU、つまり、f|U(Up)Uf(p)、がある。UpS1pS1上におけるオープンネイバーフッド(開近傍)である、任意のトポロジカルスペース(空間)およびそれをベーススペース(空間)としてオープン(開)である任意のトポロジカルサブスペース(部分空間)に対して、サブスペース(部分空間)の任意のサブセット(部分集合)はサブスペース(部分空間)上でオープン(開)である、もしも、それがベーススペース(空間)でオープン(開)である場合、そしてその場合に限ってという命題によって、そして、f(Up)=f|U(Up)Uf(p)

を含んで1kであると仮定しよう。

以下を満たす、pの周りのあるチャート(UpM1,ϕp)およびf(p)の周りのあるチャート(Uf(p)M2,ϕf(p))、つまり、f|U(UpU)Uf(p)およびϕf(p)f|Uϕp1|ϕp(UpU)ϕp(p)においてCkである、がある。

U=US1、あるオープンサブセット(開部分集合)UM1に対して。(UpUM1,ϕp|UpU)はチャートとである。f(UpUS1)=f(UpU)Uf(p)およびϕf(p)fϕp|UpU1|ϕp|UpU(UpUS1)=ϕf(p)f|Uϕp1|ϕp(UpU)ϕp(p)においてCkである。

したがって、当該ペア(UpUM1,ϕp|UpU)および(Uf(p)M2,ϕf(p))fのために用いることができる。


参考資料


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