2024年6月23日日曜日

644: インテグラルドメイン(整域)上のキャンセレーションルール

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インテグラルドメイン(整域)上のキャンセレーションルールの定義

話題


About: リング(環)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のインテグラルドメイン(整域)上でキャンセレーションルールが成立するという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
\(R\): \(\in \{\text{ 全てのインテグラルドメイン(整域)たち }\}\)
\(p_1\): \(\in R\)
\(p_2\): \(\in R\)
\(p_3\): \(\in R\)
//

ステートメント(言明)たち:
(
\(p_1 \neq 0\)
\(\land\)
\(p_1 p_2 = p_1 p_3\)
)
\(\implies\)
\(p_2 = p_3\)
//


2: 自然言語記述


任意のインテグラルドメイン(整域)\(R\)、任意の要素たち\(p_1, p_2, p_3 \in R\)に対して、もしも、\(p_1 \neq 0\)および\(p_1 p_2 = p_1 p_3\)である場合、\(p_2 = p_3\)である。


3: 証明


\(p_1 \neq 0\)および\(p_1 p_2 = p_1 p_3\)であると仮定しよう。

\(p_1 (p_2 - p_3) = 0\)。\(p_1 \neq 0\)であるから、\(p_2 - p_3 = 0\)である、インテグラルドメイン(整域)の定義によって。したがって、\(p_2 = p_3\)である。


参考資料


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