2024年6月16日日曜日

635: リーアルジェブラ(多元環)ホモモーフィズム(準同形写像)下のレンジ(値域)はコドメイン(余域)のリーサブアルジェブラ(多元環)である

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リーアルジェブラ(多元環)ホモモーフィズム(準同形写像)下のレンジ(値域)はコドメイン(余域)のリーサブアルジェブラ(多元環)であることの記述/証明

話題


About: リーアルジェブラ(多元環)

この記事の目次


開始コンテキスト



ターゲットコンテキスト



  • 読者は、任意のリーアルジェブラ(多元環)ホモモーフィズム(準同形写像)下のレンジ(値域)はコドメイン(余域)のリーサブアルジェブラ(多元環)であるという命題の記述および証明を得る。

オリエンテーション


本サイトにてこれまで議論された定義たちの一覧があります。

本サイトにてこれまで議論された命題たちの一覧があります。


本体


1: 構造化された記述


ここに'構造化された記述'のルールたちがある

エンティティ(実体)たち:
F: { 全てのフィールド(体)たち }
V1: {F 上方の全てのリーアルジェブラ(多元環)たち }
V2: {F 上方の全てのリーアルジェブラ(多元環)たち }
f: :V1V2, { 全てのリーアルジェブラ(多元環)ホモモーフィズム(準同形写像)たち }
//

ステートメント(言明)たち:
f(V1){V2 の全てのリーサブアルジェブラ(多元環)たち }
//


2: 自然言語記述


任意のフィールド(体)FF上方の任意のリーアルジェブラ(多元環)たちV1,V2、任意のリーアルジェブラ(多元環)ホモモーフィズム(準同形写像)f:V1V2に対して、f(V1)V2のリーサブアルジェブラ(多元環)である。


3: 証明


f(V1)は、Fベクトルたちスペースであるか?f(V1)は、ベクトルたちスペースオペレーションたちの下でクローズド(閉じている)であるか?もしも、そうであれば、f(V1)Fベクトルたちスペースである、なぜなら、ベクトルたちスペースのプロパティたちは満たされるであろう、それらは周囲V2で満たされているから。任意のf(v1),f(v2)f(V1)および任意のr1,r2Fに対して、r1f(v1)+r2f(v2)=f(r1v1+r2v2)f(V1)。したがって、はい。

f(V1)は、ブラケットの下でクローズド(閉じている)であるか?もしも、そうであれば、f(V1)はリーアルジェブラ(多元環)である、なぜなら、リーアルジェブラ(多元環)のプロパティたちはそこで満たされる、それらは周囲V2内で満たされるから。任意のf(v1),f(v2)f(V1)に対して、[f(v1),f(v2)]=f([v1,v2])f(V1)。したがって、はい。


4: 注


本記事は本命題を明示的に確認したが、そもそも、任意のホモモーフィズム(準同形写像)は、レンジ(値域)がコドメイン(余域)のサブスペースであるように定義されているはずである。


参考資料


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